Euston Square から Euston まではすぐ近くである。
大英博物館が開く10時までにはまだ間がある。駅のファーストフード
が集まっているところで紅茶をたのんで飲む。
Euston の駅を出て、正面左の道を行く。この先には以前よく泊まって
いた安宿があったのだが、いまはとりこわされてしまっている。
延々と歩き、かつてシャーロック・ホームズがベーカー街に移り住む
前に住んでいたとされているモルグ街を経由して大英博物館に行く。
しかし、なんと工事で正門ははいれないので、裏門にまわるように
貼り紙がしてあった。
ぐるっとまわりこんで裏門へ。ツアーのバスがたくさんとまっている。
博物館の窓に、ガスをきらうので、エンジンを止めてという貼り紙があった。
裏門から中へ。
今回は展示室の半分は改修のため閉まっていて、ほとんど見ることが
できない。中国、インドのものは見れたが、私の興味のあるアナトリア
やメソポタミアはほとんど見れない。エジプトもミイラ以外の展示はか
なり貧弱になっていた。でもミイラだけは見れるところが大英博物館
らしいというか。
ギリシャ、ローマのつぼとかはざっと見る。
有名なローマ彫刻のコレクションも閉まっていて、等身大の女神像など
見れなかった。
エジプトとバビロニアの巨大彫刻や壁画などの展示も半分ぐらいは
かくされていた。それでもバビロンの人頭馬身の門の像はあった。
楔型文字がきざまれた壁が見れないのは残念だった。
2年半前に来たときも改修でかなり見れないところがあったが、今回は
それ以上に悲惨だ。今来ている人はせっかくの貴重な時間なのに、
かわいそうなものである。
ちなみに、大英博物館は迷路のようになっていて、裏門に戻るためにも
一旦2階に出てからもういちど降りないといけない。
ぐるりとまわって正門へ。するとなんと正門が開いてる。
正門の方の作業は一段落ついたのだろうか。
Museum Street 入り口のみやげもの屋で母へのみやげを買う。
そして、それからパブ Plough へ。途中、タイ料理屋ができていて、
興味をそそられたが、パブランチを食べることにする。
Plough の奥の方のカウンターで注文する。
しかし、メニューがみあたらない。
壁にサンドイッチのメニューがあったので、それと紅茶を注文する。
席について気がついたのだが、そこにメニューがあった。
しかし、もうオーダーは通ってしまっていた。残念。
Plough にはおもしろい案内板がぶらさげてあって、19世紀に大英
博物館の近くに Plough が発見されたとか、男性、女性、そして
ミイラのトイレは上、とか書かれている。
Museum Street 沿いの Atrantic Book Shop で GD 版のタロットを
購入する。日本でも入手可能なものだが、まあ気分的に。
この近くにはなんとお好み焼き屋とかラーメン屋ができていて、驚いた。
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