タワーブリッジの近くまできたところで、ここまで来たのだから、ついで に Bramah Tea and Coffee Museum に行くことにする。
しかし、その前にトイレだ。
このあたり(バトラーズ・ワーフ)はかつて船からの荷を下すためのビル がたちならんでいた場所らしい。今は再開発の最中であるが。 その中でパブをみつける。英国ではめずらしくビアガーデンと名うって いる。中に入って、二階に上ったところにトイレがあった。
トイレだけ借りるのもなんなので、ビターをハーフパイントたのむ。結構おいしい。
パブを出て博物館をめざす。このあたりにはあちこちに看板が出ているので まよわなくてすむ。
角のビルは以前は廃虚然としていたが、いまでは新しいビルになっている。
しかし、ビルとはいっても、レンガ風の英国らしい景観のビルだ。
博物館があったビルにつくが、そこに案内板がない。ふとふりかえって みると、なんとそこに博物館があった。
入ったすぐのところの受付の男性が、1年ほど前にこの場所に移動して きたのだと説明してくれた。しかも、紅茶とコーヒーがそれぞれ別の 部屋に移動していたのだ。受付のあるのは紅茶の方。もちろん、紅茶の 方をまわる。
茶器や紅茶の歴史などの展示がならぶ。
日本の茶を説明した場所には、なんと日本の缶紅茶やウーロンティー の缶とかまである。確かに日本独自の文化ではあるが…
ぐるっと一周してきたところにティールームがあり、そこで紅茶や コーヒーがのめる。<<
そこでダージリンを飲んだ。ここ以外の場所ではみんなティーバッグ だったが、ここはさすがにリーフティーを淹れてくれた。
葉っぱをポットに入れ、よくわかしたお湯を注ぎ、軽くティースプ ーンでかきまぜてから、砂時計といっしょに出してくれた。
ミルクで飲んだのだが、色が若干緑がかっていて、ミルクの白さに 緑がまじっていた。味はもちろん最高。
売店で紅茶が買える。
自分用と、知り合いの喫茶店用にダージリンを買った。ちなみに、 ここでは煎茶とかガンパウダー、ジャスミン茶まであった。
会計はさきほどの受け付けの男性だった。
このときここに来てたのは何故か日本人ばかりで、私の前に買ってい たのも日本人女性ふたりだった。
コーヒーの方も見るかと聞かれたので、時間があったから見ること にする。するとついて来いといわれた。
なんと、一旦外に出て、ぐるりとまわって別のドアから入るのだ。
しかも入り口には鍵がかかっていた。中はもちろんだれもいない。
受け付けの人は見終ったら電話してくれ、と言い残して、行って しまった。
中にはコーヒーメーカーとか業務用のコーヒーサーバが展示されていた。
トイレに行っているうちに、あまりにも遅いと思ったのか、受け付け の男性がもどってきた。
「ちょうど見終ったところです。それじゃあ、さよなら。」
とばかりに、そこを出た。
ちなみに、まだのぞいたことがないが、ここはホームページを開いている。
https://www.bramahmuseum.co.uk
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