今日は上野の東京都美術館で開催されている「栄光のオランダ・フランドル絵画展」に連れと行ってきました。
おめあてはフェルメールの「画家のアトリエ」
今回の絵画展はフェルメールのことがよく取り沙汰されてますが、今回展示されているのは「画家のアトリエ」だけなんですね。
フェルメールは30数点しか絵が現存していないそうです。
数年前にオランダを旅行したときにちょうどフェルメールのことが話題になっていて、興味をもっていたのですが、間が悪く、デン・ハーグで開催されていたフェルメール絵画展のためにオランダ国内のフェルメールの絵画はこぞって temporary removed でした。
デン・ハーグにもそのときに行ったのですが、絵画展の前売券は売り切れ、当日券もなし、という状況で涙を飲むこととなったのでした。
フェルメールの絵は写実的でありながらどことなくだまし絵のような技法を用いることがあって、なにかはっとさせられるような効果を使っていたりします。詳しくは「謎解きフェルメール」を参照してみて下さい。まだ読んでないんですけどね (^^
フェルメールの作品というと、「牛乳を注ぐ女」や「真珠の耳飾りの少女」(青いターバンの娘)あたりが有名ですね。特に「真珠の耳飾りの少女」についてはこの絵の少女をテーマにした同名の映画が公開されていたりします。現在シネスイッチ銀座で上映中です。この映画の原作「真珠の耳飾りの少女」はかつてベストセラーになったほどのものなのだそうです。こうして書いてるとなんだか映画の方も行ってみたくなってきたなぁ。でも来週までやってるかなぁ。
上野の絵画展の方はフェルメールの他にブリューゲル、ルーベンス、レンブラントなどの作品も展示されていました。
中にはユーモラスな作品とかもありますが、この時代背景のためか、全体的に暗い感じの色調の作品が多数をしめていました。
16,7世紀あたりの古い絵画に興味のある方は行かれてみるといいでしょう。上野では7月4日まで開催されていて、その後神戸で7月17日から10月11日まで開催されるそうです。
上野から秋葉原経由で御茶の水まで行きました。
御茶の水には楽器店がいっぱいあったのですね。いつもは東口の方しか行ったことなかったので気付きませんでしたが、西口の南の方にかたまっていました。連れが音楽をやってるので、興味を持つだろうと思って行ったのですが、結構楽しめました。なにせ、これだけの数の楽器店が集まってるところを他に知らないので。
さすがに神田周辺はあなどりがたいです。
いつもは秋葉原から交通博物館を経由して靖国通りから神保町へ行くのですが、今日は御茶の水から直に行ってみました。そっちの方が近そうだったので。
で、神保町のタカノでお茶をしてから東京堂書店と三省堂書店をちょっとのぞきました。
先程の「謎解きフェルメール」は三省堂で買いました。
で、神保町で本をあまり買わずになんとヴァイオリンを買ってしまいました。実際に買ったのは連れの方なんですけど。
というのも、そのヴァイオリン、6000円弱という安いものだったのですね。そんな値段だったら私らが普段買ってる本とそう大差ないじゃん、ということと、どうせそんなに本格的にやるわけでもないので、とりあえず鳴らせればいいや、ということで買ってしまったのでした。
ヴァイオリンという楽器はなんとなくあこがれを持つような楽器でして、連れもこれを買ってとても御満悦の様子。
家に帰って鳴らしてみようとしましたが、どうにもなかなか音がしない。どうやら松ヤニの量が少ないらしいということはわかったのですが、もう暗くなってきていたので今日の遊びはおしまいということになったのでした。