つれづれなるままに

_ [日記] 青山杉雨の眼と書 展

今日はまた上野に行ってきました。

上野の東京国立博物館平成館で開催されている、青山杉雨(あおやまさんう)展を見に行ってきました。

今、上野はフェルメールの展示が2つあるし、ツタンカーメンのも来てるしで、かなり賑っているんですよ。

それで、混み具合が気になったんですけど、平成館はまったりとしていました。

まぁ、書道関係者でもなければ来ませんでしょうしね。

私も以前どこかの広告で見なければ気が付きませんでしたよ。

杉雨は書家として結構有名らしいですね。清朝の董其昌をはじめとする書家の影響を受けていて、古典に立脚した新しい解釈の元で書作を行った人でした。今年生誕100年となるということだそうです。

彼の作風は、清の研究成果を元に古典をとらえなおしていることと、清の書家を高く評価しているあたりが、独立の書風とはかなり違うなぁ、と。

杉雨は常に臨書をかかさずにいて、古典の研究も行っていたのですけど、その作品はかなり奔放なものでした。

今回は、古典に対して、どのように解釈して作品を作っていくか、という観点において、結構参考になったのではないかと思います。

上野を辞して、東高円寺の実家に顔を出しました。かなり長い間顔を出してなかったからなぁ。正月以来か。

台湾のおみやげを渡してきました。

そのあとで新宿へ。色々とまんがを買ってきました。

あと、animateで初音ミクの5周年CDを買ってきました。これ、台湾のanimateでみかけていて気になっていたんですよ。まぁ日本のanimateなら確実にあるかな、と思って。

夕飯は紀伊国屋の地下1階にできたカレー屋で食べました。カレーはおいしかったのですけど、ラッシーは個人的にはいまいちだったなぁ。