桂林は拼音でGuìlínなんですね。グイで下がってリンで上がる。グイは日本語や英語で言うほどのグよりも弱くて、息のともなわないクなんですけど、ウの音がまざってきてグみたいになるのではないかと。
いや、この前、冰館(bingguan)がとっさにわからなくてピンクアンって言ったのに、なんとか通じたもので ^^
タイペイチャーチャンみたいなものです。
で、そうじゃなくて、中国嫁日記でのあのヴィリンの読み方にこだわってるのですけど、チワン語ではGveilinzというみたいですね。グヴェイリンズ?みたいな?
まぁ、言語学的に、gwの音がgvになるのはまぁ、ありえないことではない。ウェールズ語とかサンスクリットとかにgvとかgwとかありますけど、ラテンではそれがquになっていて、さらにkuになったりするわけですけど、逆にgの音が脱落してwだけ残るというのもありかと。(あったっけかな?) だとすると、誰かがヴィリンと発音していてもおかしくはないのかもしれませんね。
もっともジンサン、基本的に耳に聞こえた音をそのまま音写してるみたいなので、いわゆる拼音の通りだとは限らないんですよね。ユエさんの出身の東北人をドンペーレンと呼んでますけど、拼音ではdonbeirenだからドンベイレンかトンペイレンと普通はしますけど、きっとドンペーレンと聞こえたんでしょうね。
あ、でも、中国語ジャーナル(休刊したけど)の連載では拼音で解説していたなぁ。
はて?
もっとも、中国では東西南北で言葉が全然違うみたいですから、ここで通じてもあちらでは通じないということもあるんだろうなぁ。
南の方では、北京語の巻き舌音がなくなってくるみたいですし。桂林語なんかもその傾向があるようで。台湾の中国語も台湾語の影響で巻き舌音が消失してるみたいです。台湾の友達は洛天依の北京式発音が耳障りだったみたいですし。
まぁ、とりあえず、ぽっぽの意見には賛成しません。(関係ないって。)