林間合宿なわけですが。
アニメがはじまった当初って確か原作がこのあたりかちょっと前のあたりとかやってたんじゃなかったっけ?
ちょっと記憶違いかもしれませんが、アニメの最初の導入部からは想像もできないぐらいハードな展開がそのあと続いていますからね。今もどんどんハードになっていますし。ヒーローと言いながらも、結構イデオロギーの対決なところもあったりして。それが垣間見えはじめたるあたりなのかな。
読了。
https://www.amazon.co.jp/dp/4040697375
タイトルも導入部もかなり頭の痛い感じですが、中葉あたりから案外とシリアスな展開になってきます。
あとがきで作者が書いていたんですが、某MMORPGなゲームに着想を得てるらしいです。想像してるより1世代前のとあったので、はたと盛ったのですが、それって.hackみたいですね。確かに今でこそVRMMORPGといえばSAOですけど、それより前に.hackって結構はやっていましたね。比較的最近まで続いていたみたいです。
で、この物語もMMORPGが最初の導入ではあるのですが、そこからさらに異世界に転移してしまいます。
まぁ、そこらへんはさらっと描かれてはいるのですが。
その異世界が、なんというか拝火教の世界なんですよね。『女神』アフラを崇める世界だそうで。いわゆるゾロアスター教なんですが。まぁ、そこらへんもさらっと描かれてはいますがね。まぁ、火の力をメインでというようになったら拝火教になるわけだ。
元の拝火教は結構起源が古いんですよね。最初は善悪の二元論的なものではなかったと聞いていますが、一般に善神アフラ・マズダと悪神アンラ・マンユ(アーリマン)の対立する世界となっていますね。物語の中ではアンラ・マンユは名前がちょっと出てくるだけですが。ちなみに調べてみたら拝火教では近親婚が認められているようなので、もしかしたらこの世界観と合ってるの……かも?
ちなみに拝火教徒はまだ世界各地に残存していて、特にインドやパキスタンにパーシー教徒としてかなりの人数がいるらしいです。
それはともあれ、物語の方はそのあたりの周辺の話は置いておいて、兄と妹を中心とした話となっています。お気楽な感じながら、実のところ結構シリアスな感じで。
意外とあなどれないのかも。