読了。
正直、今回のエピソードはちょっと地味だから、もしかしたら続きがないんじゃないかと危惧していたんですよ。続いてくれてありがたいです。(以前Web版のをのぞいたことがあったんで。)
話としては一旦前の巻できれいに片付いてはいたんですよね。
魔法を愛しながら魔法に愛されなかった王女のアニスに、魔法に愛された公女ユフィの二人でしたが、前の巻でユフィが精霊契約者という人間と違う存在に至ってしまったことで彼女は王の養子、そしてアニスの義理の妹となったわけなのですが、それによってアニスは必ずしも嫌っていた王にならずに済む道ができたのでした。
そんなアニスは魔法が使えなかった分、魔学という新しいものを発明して魔法のような力を扱えるようにしていたのですが、今回それが火種に。
この国では貴族だけが魔法を使え、魔法の力によって平民を守ってきたという歴史がありました。それがアニスや、アニスの技術を積極的に広めようとしているユフィの前に揺らいでしまって。このままでは魔法は滅びてしまうのか?
でも、アニスが本当に望んでいたのは別のことだった………。
結構おもしろいアイディアとかが入っていて、この巻も楽しめます。
最近ではめずらしい、出たばかりの曲のカヴァー。
本人もちょっと自虐的に珍しいと言ってる新曲への迅速な対応。
DECO*27 のシンデレラ。
でも、確かにそんなに新しい曲をやるとうのはあんまりなかったかぁ。
RIOT MUSIC の 道明寺ここあ のカヴァー。
懐しいですね、アニメの艦これのEDです。(そういえば、いつ2期やるんだろう。)
最後の方に吹雪型の艦名が歌詞に織り込まれているんですよね。
でも、ここあ の姿は艦これというよりはアズレンのエンタープライズを彷彿させるのは気のせいか………。