見てきました。
同名のラノベを原作としたSFアニメです。
まぁ、SFといっても少し不思議の方ですがね。
そんなに強く宣伝されてるアニメではないのですが、そこそこにおもしろかったです。
主人公二人の気持を、単独で飛ぶ飛行機、平行に飛ぶ飛行機、航路が交差する飛行機と表現したり、ヒロインの表情を直接見せず、水面に映った影の目元は楓の葉で隠された状態でセリフだけで感情表現をするような描写とか、結構面白い演出がなされていましたね。
まぁ、青春ラブストーリーなのですが、そこに入れ込めるかどうかは人それぞれですが。最初の段階ではあえて嫌われるような性格の二人に作ってるように見えましたし。
原作のラノベは四季それぞれのテーマで現在春夏秋と3作まであって、そのうちの夏がこの作品の原作となっているものみたいです。他の話がどういうテイストのものなのかはわからないのですが。
劇場で配られていた入場者特典の冊子に、その後の二人のことがちょびっとだけ描かれていました。
この話でどうしても気になってしょうもなかったことがあります。主役の灰桜のあまりにもの馬鹿っぽさです。思いつきで害にしかならなそうなことを提案して押し遠したり、突然歌を歌って解決しようとするあたり、なんだかな、と思っていたのですが、所詮はおもちゃを改造された類の存在だったと……。
元々中身の無い存在だったのね……。
とか書くとファンに怒られそうですが、ここに来るようなファンはいないか。