今日は書道の日。今日も競書の試験の続きでした。今日は創作で半紙5文字の作品を作りました。私は今回は隷書で作ることにしました。
隷書は慣れるまでに時間かかりましたけど、じっくりと線を浮かべないように置いていくコツをつかむと、草書や行書よりも神経を使わなくて済むような気がします。
それにしても、いつも思うのは、書道作品というものは見て楽しむ面もあると思いますけど、その書き方を知らないと楽しめない面というところもあるのではないかと思います。作品を見ながら、この個所はどのようにして書いてるかということを追体験することで、より作品が見えてくるというところがあるのではないでしょうか。
草書とか金文とかの一字書(大きい紙にひと文字書く作品)は、知らない人が見たのでは何の字が書いてあるかすらわからないのではないかと思いますが、筆の動きを追い、何が書かれているかを判別することで、ああ、とわかるところがあると思います。
だからこそ過去の書家の模倣(=臨書)が作品のひとつのジャンルとしてなりたつのかもしれません。他の芸術では他人の模倣を作品として成立させるなどということはできないと思います。(いわゆるパロディーとかは別ですけど、臨書はパロディーではありませんから。)
そういう意味では書道というのはかなり閉鎖的な趣味なのかもしれませんね。
夏に行った医者から手紙が来ていて、定期検診に出よとの「出頭命令」が出ていました。
やだなぁ。結構大変だし時間もかかるし。
でも行かないわけにもいかないんだろうなぁ。しくしく T_T;;;