3年ぐらい前からでしょうか、右下顎の奥歯に穴が開いて口のところがざらざらして気になっていたのでした。
虫歯かな、と思っていたのですが、どうにも甘いものとかがつまってもっと大きくなったらいやだなと思っていたのでした。
実は私、40近くになる今まで歯医者に行ったことないんですよ。
小学校のときも毎年虫歯がないということで表彰されてましたし。
それが歯に穴が開いたということでショックを受けていたのです。
それでも、連れに追い立てられるようにして、歯医者というものに予約を入れ、今日初めて行くことにしたのでした。
なにせ歯医者は初体験です。治療用のイスに座らされたときも、あちこちきょときょとしていたし、変なところけずられはしないかとどきどきしてたりしたのでした。
歯医者は西荻ゐきやmixiの情報をたよりに、久保歯科クリニックにしました。西荻の北口の善福寺川の近くにある歯科医院です。親切で歯を残すようにして治療してくれるということで選びました。
先生は歯医者が初めてだと言ったらがくっとしてました。
で、歯をチェックしてみたらなんと、虫歯はないとのこと。
え?
でも歯が欠けてるじゃないですか。
なんでも、固いものを噛んだときに欠けたんじゃないかとのこと。
がーん。
あの散々悩んだのは一体なんだったのか。
連れに話したところ、一瞬脱力したあとで大爆笑。
そんなこともあるんだ、と。
虫歯菌は小さいころに親から感染すると言いますけど、ある程度の年齢になると感染しなくなるのですね。私は虫歯菌を保有してないので、虫歯になりにくい歯なのでした。
先生にはがんじょうな歯ですね、と言われてしまいましたよ。
穴は埋めてくれましたのでざらざらはなくなりました。
ついでに下顎の方の歯石を取ってもらいました。
来週は上顎の歯石を取ってもらいに行きます。
それにしても、1ミリ角ぐらいの歯石がぼろぼろ取れたときは驚きましたよ。そんなに口の中に異物があったなんてねぇ。
歯が丈夫な人は虫歯のある人よりも歯を過信しすぎてむしろ歯周病になりやすいということでした。気をつけなくては。
歯医者の予約が4時だったのでちょっと遅くなってしまいましたが、田無の書道教室まで行ってきました。競書の試験が今日で最終だったからです。
今日はちょっと弱かった創作の方の隷書のやつをやりました。
なんか前回やったときよりも線がやわらいでると言われてしまいました。
もしかして、歯のことでほっとして気が楽になっていたのでしょうかねぇ。
作品に印を押して帰ってきました。