昨日は112人来てくださったようで、ありがとうございます。
上野の国立科学博物館で開催中の恐竜博2005へ連れと行ってきました。
今回の目玉は写真にもあるスーと名付けられたティラノザウルスの複製骨格でした。
スーは世界最大級のティラノザウルスの骨格標本で、発掘直後に所有権の問題で公開できない状態になっていたものでした。
現在も門外不出なのですが、今回は鎖骨の一部の本物が日本でも展示されています。
全身複製骨格はさすがにでかく、会場のまんなかで、でんと鎮座していて、みんなそこで記念撮影をしていました。
今回の恐竜博は結構規模が大きいようで、東京の国立科学博物館での公開を皮切りに、夏には愛知博のサテライト会場のひとつでも展示があり、秋には大阪、さらに来冬には北九州での展示が予定されているようです。
展示の内容はティラノザウルス系のアロサウルスやタルボサウルスなどにはじまって、恐竜と鳥をつなぐ進化の道を示そうとしたもののようだったのですが、後半の鳥系の化石のスペースは結構せまくて、その上人が大勢いたために見るのが少々つらかったです。
去年の幕張での恐竜博のときには、どこへ行ったの翼竜は、という感じでしたが、今回はちょっとでしたが、進化の袋小路のひとつとして翼竜の化石が展示されていました。
真っ黒なアロサウルスの化石は国立科学博物館所蔵のものなのですが、古い復元骨格であることを示すために、今風の水平な体のバランスのものでなく、ゴジラ型の立ち上がったような姿の復元になっていました。
恐竜が鳥に進化したというのは今の学説のトレンドみたいですけど、今回の展示では進化の分岐点という主眼に立って解説していました。(ちょっとわかりにくかったけど。)
それにしても、19日に公開されたばかりであることと、連休最終日であること、それに子供が春休みであることから、子供連れの客が大勢いました。会場には小さな子供がちょこまかと走りまわっていましたよ。おかげで、後半の恐竜と鳥の進化の過程のあたりの展示は人が多すぎてあまり集中できませんでした。
なんにしても疲れました。
下は上野の公園入口のあたりに咲いていた大寒桜です。
上野のあとで、新宿に寄って修理に出していた壊中時計を受けとりに行きました。
これがなくて結構不便していたので助かりました。
そのあとで、東高円寺の実家に寄りました。
しばらく実家にも寄っていなかったので、ひさしぶりのことです。
母が1月以降体を壊していたということだったのですが、はじめて聞きました。今は調子を取り戻しつつあるようでなによりですが。
東高円寺から荻窪まで地下鉄に乗り、そこから西荻まで歩こうとしたのですが、あのあたりの道は斜めに走っていて、いつのまにか五日市街道の宮前のあたりに出てしまいました。
ちょうどそのあたりに中華風ファミリーレストランのバーミヤンがあったので、試しに入ってみようということで、そこで食事をしました。
食事時で混雑していたこともあって、中はなんとなくアジアンな感じでした。(まぁ、アジアンな食事なのですが。)
なんとなくここのバーミヤンは以前から気にはなっていたのですが、今まで入ることがありませんでした。
思ったよりもきさくな場所なんですね。
店員の対応はちょっと、でしたけど。
ふたりしておなかいっぱいに食べて、そのまま歩いて家まで帰ったのでした。