昨日は95人来てくださったようで、ありがとうございます。
今日は横浜のパシフィコ横浜で開催されている2005楽器フェアの中のイベントのひとつであるアケタ・オカリーナ祭りに行ってきました。
連れはこれに出演する関係で8時過ぎに家を出ました。私はそれを追うように1時間ほどしてから家を出ました。
予定では西荻窪から新宿まで総武線で一本というところだったのですが、後方戦線が急を告げてしまったため、あわてて東中野で降りて駅のトイレに掛け込みました。おかげで15分のロス。
新宿から山手線で渋谷まで行ってそれから東横線でみなとみらい駅まで行きました。予定ではこの時点で10時15分ごろになってるはずだったのですが、駅に着いたときにはもう10時半になっていました。
急いでパシフィコ横浜の会場へ。
いや、パシフィコ横浜はわかるんだけど、アケタのイベントどこでやってるのかわかりにくいし。会場の案内係の人に尋ねてようやっと発見したときには、もう一番前の席しかあいていなかったので、まんなかに鎮座しました (^^;;
最初は小山京子、吉塚光雄らの「ねんど」の演奏。何曲かオミットしたみたいですけど、まだこの時点ではまったりとした空気が流れていました。
続いて土屋孝彦と小山京子、深瀬欽吾らの演奏。小山氏はこのあと別の仕事が入ってるため移動しなくてはいけなく、なんとなく急いだ雰囲気に。
そのあとは山本千恵子、橋倉千秋、大村あずさ のトリオで、いつものアルページュの定番を演奏しました。曲自体は安心して聞けたのですけど、なんだか急いでいたのが気になりました。ここまでが第1部。
第2部になって、本城泰浩と鶴見オカリーナ合奏団の演奏。
指揮の本城氏がやはり時間に押されてあせっていましたが、さすがに練習を積んできたらしく、しっかりと合った演奏をしていました。
第3部に入る直前で人が入れ換わる合間を縫って、ちょっと小用に。(結局、今日はこの1回しか席を立ちませんでした。)おっと、第3部に間に合ったようだ。
まずは土屋氏ソロ、クラシックバージョン。時々落ちていたのが気になりました。
その次が魔のクラシックアンサンブル。演奏は土屋氏、山田氏、山本氏、橋倉氏、大村氏の5人でした。まぁ、まんぼうが2本揃って演奏されることなんて滅多にないだろうことなので、それはそれで話題性はあったのでしょうが、落ちるし、ばらばらになるしで、散々でした。途中、マイクアクシデントで、ハウリングが入ったのですが、そのショックで落ちた人もいたようです。
続いて、再び山本氏、橋倉氏、大村氏のトリオによる演奏。前半のときよりもさすがに落ち着いてきてはいましたが、楽譜が行方不明になったり、楽器が行方不明になったりと、てんやわんやでした。
そのあと土屋氏、深瀬氏が加わっての演奏となったのですが、ミキサーのバランスが悪く、旋律を吹いてるパートの音量が小さかったり、ピアノの音がやたら大きかったりと、ちょっと問題かなぁ。
そこまでで第3部。
続いて第4部は山崎万理子とラ・フォルナリーナの演奏でした。
今回は山崎氏の他にオカリナで向江昭雅、ピアノに山上晃司、それとパーカッションの山下悟の構成でした。
向江氏はリコーダーの出身なのですが、結構以前よりもオカリナが上達したのではないでしょうか。
それにしても、さすがに女王の人気はすごく、第3部の終りごろから会場からあふれんばかりの人がつめかけていて、女王とともに去っていきました (^^;;
それにしても、昼ごろから、壁を抜けて隣の会場のドラムとかエレキギターとかの音が漏れ聞こえてくるようになっていたんですよ。会場のコンディションはあまりよろしくなかったなぁ。
第5部がラスト。
まずは土屋氏のソロから。これは今年発売された土屋氏のCDスイートオカリナからのナンバーなのかな。今年は何度となく聞いた記憶のある曲です。そのためか、さすがにかなり手なれた感じの演奏でした。まったりと。
このあとに予定では韓国のオカリナデュオが入る予定だったのですが、子供ができたので急拠来日を中止したとか。(t.A.T.u.ですかい!) そのおかげで、山崎氏の演奏とか土屋氏の演奏は後に少しずれこむ形となりました。
次は深瀬氏のソロ。深瀬氏はプリマ楽器のデモンストレーターということで、こういう会場などで楽器を吹いてみせたりすることを仕事のひとつとしてるのですが、今日もプリマ楽器のブースとこの会場をいったりきたりしていたようです。今日はプリマのブースでのウォームアップもあったせいか、以前のサンデーオカリナのときよりも仕上がりがよかったように思います。
最後に、出演者のうち土屋氏、深瀬氏、山本氏、橋倉氏、大村氏と明田川氏らによるセッションでラストを迎えました。
さすがに、11時から17時すぎまで座りっぱなしは疲れたです。
いや、演奏する方も曲の数が多くて大変だったでしょう。
うちの連れも、結構でずっぱりでした。おつかれさまです。
アケタのオカリナは 1C, 2F, 3G, 5C, 9G, 10F, 12C, XLF(まんぼう)などの管があります。(まんぼう はカタログにないですけど)
音楽をやってる人だとわかるのですが、C,D,E,F,G,A,B がそれぞれドレミファソラシに対応しています。管の数字は大きいほど低い音を意味します。
このうち、5Cというのは低い音と高い音の中間の管だったりします。低い音と高い音で音色が違うんですね。そのせいか、よくこの管は高い音でかすれます。(他の高い管でもかすれることはありますが、強く吹き込めばかすれにくいということです。)
いわば、5Cというのは変声期の男の子の声みたいなデリケートなところがあるようです。
でも、吹き様によってはこれをかすれないで吹くことは可能で、連れはその音の研究に余念がないようです。
みんな思うところがあったのか、合同の打ち上げは中止となりました。
それでも疲れて飲む気満々だった私は、連れと中華街の適当な店へ入りました。
ちょっと高かったけど、まぁ、打ち上げ、ということで。
おいしかったし。
なにはともあれ、おつかれさまでした。
あのー初歩的な質問でスイマセンf(^^;<br>独奏ならともかくも、合奏の時オカリナの<br>チューニングって、どうするのですか(^^?
大変な一日でしたね〜。<br><br>読んでるだけでノド渇きました。<br><br>大活躍な「お連れ」さま!
>よも さん<br>オカリナは基本的には製作の段階でチューニングされています。(アケタが最初にそのチューニング方の特許を取ったらしいです。) そのため、普通に吹けばそれなりに合ってきます。ただ、デリケートな楽器であるため、息の吹き込み方によっては半音ぐらいは平気でずれますので、上級者になると歌を歌うときのように自分で音程を取って楽器を合わせるようにしてるようです。<br><br>>おっぺ さん<br>いやはや、大変な一日でしたよ。<br>私も連れもとても疲れてしまいました。
「連れ」から補足です(笑)<br>オカリナは気温でもかなり音程が変わっちゃいますし、一本一本もかなり個体差があるので、最初の調律は「必ずA=440の音が出る」というものではなく、「条件が整えばその高さの音も出る」という意味です(^_^;<br>合奏のときは、耳で聴いて、息の強さなどで合わせるしかありません。あと、お互いが出す音のイメージがつかめてると初っ端いきなりでもわりと合いやすいです。
☆おおむらさん&風音さん<br>(^^)ご回答ありがとうございます〜♪<br>なるほど〜吹き方を微妙に制御するんですね♪