秋も深まり、冬も近いという今日このごろ。
やたらに三角ハエ(チョウバエ)やプチブリをよくみかけます。
今日も風呂場で三角ハエをみつけてつぶしました。
プチブリの方は正式名称を知らないのですけど、あれはゴキじゃないのかなぁ。
この前、台湾でニコ動が活発だというはなしをしましたが、韓国人の間でもニコ動は有名みたいです。
タイトルにもありますように、韓国人がアニソンを歌ってニコ動にアップするということも行われているみたいです。
昨日のアケタオカリナ祭りでのトークとかサイトで調べたこととか。
いわゆるオカリナという左右非対称の形をした閉管楽器は、イタリアのブドリオ村のメナーリオという楽器メーカーが作っていたみたいです。
当時はちゃんと調律ができず、楽器としては不完全なものだったそうです。
そのオカリナに目をつけたのが、彫刻家の故明田川孝氏(アケタの社長である明田川荘之氏の父親)で、調律のできる、指孔12穴のオカリナを制作しました。というか、それまで10穴だったオカリナに調律用の穴をあけるという発想自体が画期的だったみたいですね。
それからしばらくはアケタの独占となりますけど、そもそもオカリナの知名度も少なく、在庫もあまるような状態だったので、他のメーカーも作ってみようとは思わなかったのかもしれません。(そこらへんはよくわかりません。)
今ではナイトやティアーモなどのオカリナメーカーが出ていますが、どこも調律用の穴を空けています。ただ、指使いや穴の開け方はメーカーによって異なっていたりします。個人で作っている工房もヨシツカや森の音のように多数あります。
韓国や台湾では起源はさだかでないのですけど、現在オカリナは非常に普及していて、その知名度は日本の比ではなかったりします。特に韓国では義務教育にオカリナが取り入れられているので、かなり普及しているといえるみたいです。それでも、韓国も日本のオカリナには興味があるようで、日本のアーティストも何人か韓国で講演をしてきています。
日本でのオカリナの知名度は結構微妙で、世代によって、どこからオカリナのことを知ったかが違うようです。
古くは実写版の悪魔くんでソロモンの笛として吹かれていた笛がオカリナっぽいのですけど、これがオカリナかどうかは確証が持てません。
オカリナの名前が出てきたのは、学研の学習の付録としてプラスティックのオカリナがついたことが結構有名です。プラオカでオカリナを知ったという人は結構います。
アニメのキャプテン・ハーロックに出てくる、マヤという少女もはっきりとオカリナを吹くという設定となっていました。音で判断する限り、実際にオカリナが吹かれていたようです。
同じくアニメのとなりのトトロでトトロが吹いていたのは、今話題にしている左右非対称のいわゆるオカリナではなく、南米などにある円形のオカリナのようですが、トトロでオカリナを知ったという人もいるようです。
有名はオカリナ奏者というと、やはり宗次郎や本谷美加子ということになるでしょう。
今はNHK特集の大黄河で宗次郎がテーマを吹いたのが有名になっていて、オカリナといえば宗次郎というかんじになってますね。
その宗次郎の師匠が故火山久氏で、火山氏が元はアケタの前身であったレル民族音楽研究所から独立したのだということはあまり知られていませんね。