今日は9時ごろに起きてきて、でかけました。
西武拝島線の東大和市駅前にある東京都薬用植物園に行ってきました。
いわゆる植物公園みたいのではなくて、薬用とつくのがミソです。
入場料は無料です。
色々なめずらしい薬用植物とかが栽培されていました。薬用じゃなくて、健康食品になるようなものも栽培されているんですよね。
今日は案内の人が回っていて、時々植物についての解説もしてくれていました。
そのひとつにカブスがありました。カブスというのは蚊を燻すから来てるということで、かなり苦くて食用にはならないのですが、いぶって虫除けに使っていたものなんだそうです。古い時代に日本に入ってきた柑橘類のひとつみたいですね。ちなみに、江戸時代にはダイダイが入ってきたのですが、こちらの方は緑化現象というものによってその名前がついたとか。ダイダイを収穫しないでそのままにしておくと、次の年に新しい実が生ったときに、いっしょに緑色に戻るんだそうです。それで、代々実が受け継がれていくようなので、ダイダイという名前がついたんだとか。ちなみに、そのあとで、また実は黄色になるのですが、そのときには中の種が発芽してしまうので、食べられないということだそうです。
マンドレイク(マンドラコラ)も栽培されていたなぁ。あれって根っこが二股になっていて、人間の足みたいに見えるから、抜くときに絶叫を上げて息絶えるという言い伝えが西洋の方にあったんですよね。魔女の薬とかでマンドレイクを使うレシピがあるそうなのですが、使うときは犬を連れてきて、犬の首に巻いた紐にマンドレイクを結んで、犬がマンドレイクを引き抜いたときに、その絶叫で犬を身代わりにするという話を聞いたことがあります。
さて、植物園の園内は案外と広くて、色々と区分けされて栽培されていました。
有用植物区とか漢方薬原料植物区とか、結構知った名前の植物があっておもしろかったです。
強壮剤に使われるイカリソウなんかあったし、アーモンドの実が生っているところは初めて見ましたよ。
名札だけあって、植物が植わっていないところもありましたが、時期が過ぎて収穫されてしまったあとだったのかなぁ。
ちなみに、この植物園、「違法ドラッグや健康食品の指導・取締りに向けた植物鑑別唐の試験検査、調査研究を行って」るということだそうです。(パンフレットより引用。)
ということで、例の悪名高い麻薬の原料となるケシとかアサも栽培されているんですよ。監視カメラで監視され、厳重に管理されていますが。
種が飛んだりしてまわりに広がったりしないか心配になってしまうのですけど、そのへんはちゃんと管理されてるんでしょうね。
ちなみに、麻薬にならない、安全なケシの仲間も栽培されていて、こちらの方は普通に植わっていました。ヒナゲシとかですね。ちゃんとナガミヒナゲシも栽培されているのにはちょっと苦笑してしまいましたけど。なにせ、私が住んでいるところではあちこちで、このナガミヒナゲシをみかけますから。この時期満開なんですよね。この花、嫌いなんですけど……。まさかと思いますけど、この植物園から広まったなんてことはないですよね。
有毒植物のエリアもありました。立て札に、毒がある植物があるので、落ちている実とかを拾ったりしないでくださいとか書いてあったし。花や葉っぱに毒性があるような植物もあるので、下手に触ることもできません。毒性の強さにも色々とあって、ちょっと気分が悪くなるだけのものから、致死性のあるような猛毒の植物もあったりするのでした。そういうのも、普通に植わっているところがすごいなぁ。
さすがに、園内はかなり広かったので、限られた時間では全部を回ることはできませんでした。展示室にも行けなかったしなぁ。
薬用植物園を出て、野火止用水をちょっと東に行ったところに、 えごの樹 という喫茶店があります。
今回、そこにはじめて行ってみました。
間口は狭いのですけど、中の空間は結構広かったです。自転車で行くときは注意が必要かな。(今日は自転車で行きました。)
店をはじめて10年ぐらいになるのだそうです。
モカ・マタリを注文しました。思ったよりも濃い感じですが、ちょっと冷めてくると味わいがよくなりました。
うちの近くには喫茶店ないからなぁ。市駅の近くにはここみたいに結構数があるんですけど。
田無まで書道に。
今日は連休に入っていたことと、子供たちの試験が一段落していたことから、それなりにやりやすかったです。それなりに人は多かったのですけど。
今日は行書の半切の課題と、牛厥の臨書の半切をやっていました。
今日で試験最後という人もいたので、半切を持ち込む人が結構いて、待ち行列がかなり長くなっていました。
私は明日錬成会にも行くので、それで最後になります。
アルソ出版からOcarinaという雑誌が発刊されたようです。
なんか、そこでインタビューに出ている人のことごとくが知り合いだったりするのは気のせいではなさそう。直接のやりとりがなかったのは宗次郎ぐらいのものだものなぁ。
とりあえず、年に2回発刊ということで、次の号は秋になるそうです。
今日はこの雑誌を探して、近くの本屋とか田無の本屋とか回ってみたのですけど、さすがにマイナーな雑誌だけあって、どこにも置いてありませんでした。
楽器店とかに行かないと置いてないのかなぁ。
こういう雑誌こそ、いっぱい刷ってオカリナ人口を広げて欲しいものなのですけど、採算に合わないんだろうなぁ。
田無の本屋で、このGWに行こうと思っていた秩父の方のムックを買いました。というか、書道教室に行く前にあたりをつけておいて、終わったあとで買いに行ったわけなのですが、最初は3冊ぐらいあったはずなのに、あとで行ったときには残りの1冊になっていました。どうやら私たちと同じ考えの人が結構いたみたいです。まぁ、このあたりだと、秩父の方というのは手軽な行楽地だものなぁ。西武線で行けるし。
というわけで、3日には西武秩父の方に行って来る予定だったりします。