つれづれなるままに

_ シュルレアリスム展

元々、1月の独立展に行ったときにポスターをみかけて、行きたいと思っていたんですよ。シュールレアルスム展－パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による－に行ってきました。

元々は家を9時ごろに出るつもりだったんですけど、なんやかんやで遅れて10時過ぎに出ました。今は特別ダイヤになっているので、ジョルダンとかの検索が信用できないんで着く時間が大雑把にしか見積れません。

高田馬場のジューサーバーに寄って、山手線で原宿まで行ったあたりで昼近くになっていたので、イタトマJr.で軽く昼食。それから千代田線で乃木坂まで。

国立新美術館で2月9日から5月9日までやっているとのこと。

最初は、連れの3月の予定がいっぱいで、とてもじゃないけど見に行っている余裕がないとあきらめていたのですけど、今回の震災のため色々と予定がキャンセルされて予定が空いたので今日に予定をつっこんでおいたのでした。

シュールレアリスムですけど、サルヴァドール・ダリがシュールレアリストだということと、アンドレ・ブルトンという人物がシュールレアリスム運動をはじめたということは知っていたのですけど、他の画家のことは全然知らなかったんですよ。今回、展示の解説のところで、ふしぶしにブルトンの著作からの引用があったのですけど、とにかく、その言葉に色々と作家が振りまわされていたような感じもします。

シュールレアリスムというのは、元々既存の枠組みにとらわれず、人間の内面にあるものを出そうというものだったみたいなんですけど、最初のころに集っていた人達は古典的な絵画技法の上にその思想を具現しようとしていたのに対して、後期の人達は最初からその内面だけによる作品を作ろうとしていたので、なんか形骸化してきていたような気がするというのが個人的感想。事実、シュールレアリスム運動はブルトンの死とともに死んでいるんですよね。ダリみたいに続けていた人もいるけど。なんというか、そういうばらばらな運動だったんだなということがわかっただけでも、今回見に行ってよかったと思います。いや、作品も結構おもしろかったと思いますよ。でも、当時としてはセンセーショナルにとられたこれらの作品も、今を生きる我々からするともう新奇性を感じさせないんですよね。どの芸術にしてもそうなんですけど、20世紀前半までに、それまでこつこつと積み上げられてきていた伝統という積み木を、ことごとくひっくりかえしてきていたので、跡には基礎も残っていないんですよね。いや、基礎ぐらいは残っているのかな。今はある意味損な時代なのかもしれません。刺激に慣れすぎているのかなぁ。

国立新美術館をあとにして、乃木坂から原宿まで。原宿の駅の前から出ている道と明治通りの合流点あたりに、磁器の店があったので、のぞいてみました。小鉢と紅茶用のポットを買いました。ポットはいい具合に丸くておいしく紅茶が淹れられそうです。

明治通りを北に、新宿まで歩きました。今日はどちらかというと気温が低かったはずなのですけど、歩いているうちに暑くなってしまい、ジャンバーを脱いで歩きました。

高島屋に寄って、地下にあったカフェ・メルカドでコーヒーを。それから2階に上がってデッキから橋を渡って西口の方に行きました。

ふと思い出したのですけど、そういえばこの前ヨドバシのポイントカードを使ってからどのぐらいたっていたか忘れていたんですよ。もしかしてポイントが飛んでいたらもったいないな、と。

で、延々とヨドバシの西口本館のソフト売り場をうろうろしていました。いや、うちの近くにソフト関連が充実したところってないものですから、じっくりと見てるとおもしろいんですよ。パソコン関連の書籍も充実しているし。Ubuntuの本があってちょっと興味があったけど、この手の本はすぐに陳腐化するので難しいなと。ニコニコ生放送の本もありましたね。でも連れはもう知っている内容ばかりなので、特に必要ないと言っていました。。列車のシミュレーションのソフトとかあったのですけど、銚子電鉄バージョンだけ特出しなのはなぜ？ 飛行機のシミュレーターもあったのですけど、仙台空港のソフトが置いてあるのがちょっと悲しかったです。仙台空港は、この前の震災のあとに来た大津波で水没したんですよ。さすがにあれは復旧するの大変なんじゃないかなぁ。フライトシミュレーター用の操縦桿も売っていましたね。いつも思うんだけど、この操縦桿って段々複雑になっていくなぁ。連れがAdobeのCS5にアップデートしたいと思っていたのですけど、今持っているやつを更新しようとすると結構な額になるんですよ。がっかり。連れはiPod Classicも見ていましたけど、これも今は買えないなぁ。値下げしていたんですけど。WACOMの液晶タブレットがいつのまにかバージョンアップしていましたね。今の普通のノート並の解像度になっていました。これぐらいあれば実用になるかなぁ。連れは今のマシンに買い換えるときに、液晶タブレットの解像度が低いので、使うのあきらめたんですけどねぇ。

で、ポイントのことですけど、とりあえず、調べてみたらまだ有効だったので、有効期限をのばすために今日ちょっと使いました。私のポイントからはLinuxのブータブルメディアがついていたMr.PCの最新号を、連れのポイントからはUSBメモリを買いました。LinuxをUSBメモリに入れてみてしばらく遊んでみたいです。

そうこうしているあいだに結構遅くなってきていました。

夕飯はヨドバシの近くにできていたバーガーキングで食べました。ところが、席のところでジャンパーをなんか適当なところにひっかけておいて、さあ食べようという段になって、席の近くにあった自動ドアが開いてジャンパーがドリンクを道連れにひっかかってきました。ぎゃ。ズボンとカバンがコーラで濡れてしまいました。痛恨。結局乾いてからは目立たなくなったからいいのですけど。今日は洗濯に出さなきゃ。

まだ間に合うかどうかわからなかったのですけど、連れが探しているゲームの攻略本があったので、駄目元で東口の紀伊国屋書店アドホックのフォレストに行ってみました。このところの節電関連で店が閉まるのが早くなっていたはずなのですけど、紀伊国屋は20時まで開いてるということで、間に合いました。探していた本もありました。ほ。

トイレに行きたかったので、サブナードまで下りて行きました。

そこからPePeの方まで。PePeは節電のために18時で閉まってしまっていたんですよね。しかも、上に昇るためのエスカレーターは閉鎖になっているし。そこから階段で2階まで上がるのは大変でした。へーこら。西武鉄道は、今回の震災関連で不必要なほど節電につとめているような気がします。運転本数も、他のJR私鉄各社に比べても少ないものなぁ。多摩湖線なんてかなりあおりを食っているし。

ホームには本川越行きの準急が来ていたので、それに乗りました。これはイスの暖房ついているのね。座っているうちに暑くなってしまい、汗だくだくになってしまいました。もちろんジャンパーは脱いでいたし。いえ、夜になって確かに気温は下がってきていたんです。寒いけど暑かったので、たまらなかったのです。暑くて気分が悪くなるほどでした。

小平で拝島線に乗り換え萩山まで。そこで多摩湖線に乗り換えて武蔵大和まで帰ったのでした。2回も乗り換えなくてはいけないのは面倒だなぁ。武蔵大和から国分寺に行く分には便利なんですけど。

まぁ、そんなこんなで、今日は盛りだくさんな一日でした。

ちなみに、昼頃はそんなに人がいないなぁと思っていたんですけど、午後からやっぱり人が結構混んできました。連れはそれでも少ないと言うのですけど、いつもと大して変わらないような気がするなぁ。

家に帰って、ネットをしていたんですけど、段々と気温が下がってきて、暖房なしにしているうちでは寒すぎる状態になりました。セーターだけしか着てなかったのですけど、凍えそうになったので、はんてんを着てひざかけをかけてなんとか寒さをしのぎました。まぁ、こうしてしのげる限りは節電しないといけないからなぁ。

今日は夕方から雨が降るかも、という予報だったのですけど、結局降りませんでした。というか晴れているし。だから寒いのか。ふう。