23時32分ごろ、宮城県沖でマグニチュード7.4の地震がありました。震源の深さ40km。津波警報が出ています。震度の大きいところでは震度6強とのこと。東京都心では震度3、東大和でも震度3でした。
揺れは311の本震よりも弱かったのですけど、かなり長い時間揺れていました。
宮城県や福島県では踏んだり蹴ったりだろうなぁ。
ちなみに、阪神淡路大震災のときのマグニチュードが7.3ということなので、今回の地震の方が規模がでかいのですね。
震源の位置からして、311の地震の余震ではないかと見られているようです。さらに余震がくりかえし来ているみたいです。
原発への異状は今のところ報告されていないようです。
震災のあと、ペットボトルが不足しているのですけど、なんでもペットボトルのキャップを製造する工場が被災していたということで、キャップが不足していることによりペットボトルを出荷できない状況なんだそうです。現在、キャップの規格を整理して、効率的に提供できるようにするべく調整がすすんでいるということだそうです。
納豆も入手できにくい状況が続いているのですけど、こちらの方は納豆の上にかぶせる透明なフィルムを製造する工場が被災したとのこと。フィルムに製造日やらなにやらを記載しないと出荷できない決まりになっているので、納豆が出荷できないんだそうだとか。
牛乳やチーズは比較的入手しやすいのですけど、ヨーグルトが手に入らないんですよね。これは計画停電のせいで、発酵の温度管理ができないために入手困難になっているんだとか。
日経のコラムにあったのですが、そういえば昔はブレーカーじゃなくてフューズを使っていたんですよねぇ。過程で大量の電力を使うと、フューズが飛んで電源が落ちたものでした。フューズは鉛や錫でできていて、大容量の電流が流れるとフューズが融けてそれで電流が断になるようになっていました。そういうときは、懐中電灯を手に、フューズを交換しないといけなかったんですよねぇ。今はブレーカーが落ちるだけだものなぁ。
福島第1原発からの放射能についての科学的なQ and AをNatureで放送していました。日本語訳もあります。まぁ、詳しくは実物を見てやってください。
今日の余震で原発の状況に影響がないといいんですけど。
今日の地震で、青森、福島、宮城などで色々と停電とかが起きているみたいです。
日経の広告にあった週刊誌の見出しがソースで申し訳ないのですけど、東京の放射線強度は半世紀前は今の1万倍だったとか。
見出しなので数値とかが出ていないものですから真偽の程はわからないのですけど、考えてもみれば半世紀前というと戦後まもなくのころの原爆実験が色々行われていた時期なんですよね。1945年にはヒロシマ、ナガサキもあったわけだし。ビキニ環礁での実験による被爆はもう記憶の底に行ってしまっているかもしれませんが……。
今回の震災での放射性物質の拡散は、どうころんでも原爆の爆発により放出される放射性物質よりも少量なわけで、あの当時の影響よりも今回の方が小さいはずなんですよね。
今回の原発事故で一番恐いのはやっぱり風評被害ですよね。過剰に反応することで経済的な被害が出るのが問題かと。これは日本国内にとどまらず、国際的に影響するものだからなぁ。
24時55分ごろ、津波警報と津波注意報が解除されたようです。