帰りの電車の中でのことでした。
四谷で非常停止ボタンが押されたということで電車は遅れ、車内は混み合っていました。となりに立っていた人は体温が高いし、色々な臭いはしてくるしでちょっと参っていました。
で、三鷹に着いたとき。
前に立っていた女性が、外に出ようとする人たちにひきずられていました。すると突然、ひきずられていた荷物を強引に引っ張って、さらに押してきた人を両手でどかっと押し出したのでした。しかも無言で。
女性はそのまま奥に入っていって、座席の前に立ちました。
すると今度はなんか傘を振りまわしています。前に座っていた女性の人が「あぶないです、やめてください」と声に出していました。件の女性は相変わらず無言です。
周りの人も異変に気付いてなんとなく女性を遠巻きにしはじめました。
とは言っても満員なんですよね。
国分寺で、女性は網棚に置いていたポリ袋を取り出そうとしました。そのときパンが袋からこぼれたので、隣にいた男性がそのパンをつかんで女性に渡そうとしたところ、女性は触るな、とでも言わんばかりにその手からパンをひっこぬくと、なんとその男性に肘鉄をくらわしていたのです。やっぱり無言で。さすがに男性もムッとしていました。女性はそのまま電車を降りて各駅の電車に乗り換えていました。
いや、恐いです。
何が恐いってこういう人間といっしょの時間帯に電車に乗る可能性があるということです。
いや、暑いしせまいし臭いしでイライラするのはわかるんだけど、それをこらえられないのは人間としてどうかと思う。ああいうのには凶器になるようなものを持たせてはいけませんね。
SF作家の小松左京(こまつさきょう、本名:小松実こまつみのる)氏が26日に肺炎で亡くなっていたそうです。80歳。
小松左京といえば日本沈没ですけど、映画のさよならジュピターも見ました。あれは失敗作だったと思いますけど。三浦友和が主演だったんですよね。
小松左京の自伝のSF魂に色々と書かれていてその作品の書かれた時代背景とかがわかっておもしろいですよ。