連れの風邪も一段落して、熱も下がってきたようです。やれやれ。
昨日、今日と雨が降っていたので、雪はあらかた解けてしまったな。
昨日は台湾で旧暦の1月15日で元宵節だったようです。ランタンフェスティバルがあったようですね。ランタンフェスティバルは19日までやってるらしいです。
この前触れた台湾についての本なのですけど、思い当るフシがあったりします。まぁ、1冊の本だけで判断するのは危険なんですけど、それでも自分の経験と照らし合わせてみても納得するようなことが書いてありました。
台湾に行って思うのは、顔付きが南方系の人が多いということです。どうやら純粋な漢民族はそんなに多くなくて、人種的にはマレーシアとかインドネシアとかフィリピンなどに近いんだそうです。日本の統治時代より前にも大陸から渡ってきた中国系の人たちはいたのですけど、大体は現地の人たちと混血してるみたいだし。そのせいか、人柄も中国よりもフィリピンとかマレーシアに近いものがあるんだそうです。大らかで過去のことにくよくよしないで親日なところとか。(ちなみに、インドネシアも世界有数の親日国なんだそうです。)
台湾の日本に対する信愛感はかなり強烈なものがあって、日本で評価されたから好きになるという物もあったりするらしいです。
それでも、1990年代には日本統治時代の人も老境に入り、日本語をしゃべれる人が減るのではないかと予想されていたらしいです。それが2000年になってインターネットの普及と日本の深夜アニメの増加から、自前で日本語を勉強して日本語の読み書きができるようになる若者が増えてきてるんだそうです。そういえば、オカリナのハミングバードが台湾で注目されるようになったのも2000年以降のことだしインターネット経由でのことだったし。なんか妙に納得が行ってしまいます。
台湾というと、よく独立派と中国との統一派との対立が取り沙汰されますけど、実際のところはどちらの派も人口に占める割合は少ないのだそうです。(独立派の方が多いみたいですけど。) 大多数の人は独立でも統一でもなく、現状維持が良いと思ってるらしいです。
中国はしきりにひとつの中国をアピールしてるけど、実のところ台湾は中国じゃないのですね。
確かに中国的な文化も持っていますけど、街の雰囲気はむしろ昔の日本を彷彿させるところがあるし、妙になつかしい感じがしたりするんですよ。
不思議なところです。
(//▽//)なぜか日本のひらがな「の」が<br>漢字ばかりの台湾の看板やポスターに<台湾
あ、確かにあちらのサイトとか見てると時々「の」が入ってることありますね。