まぁ、凝りないというかなんというか、時々思い出したようにFreeBSDをインストールしたくなるんですよ。
昨日、FreeBSD-9.0-RELEASEのisoイメージをダウンロードしてあったので、それをDVDに焼いてそれでVirtualboxでインストールしてみることにしました。
なんか、最近のインストーラーはかなりシンプルにできてるんですね。
portsとかpackageとかはあとからsysinstallでインストールしてやる必要があると。
まぁ、色々とシステムを自分でいじって設定してやらないと色々と動かないというのは昔から変わっていませんが、それがFreeBSDの醍醐味だし、Unixのシステムの構造についてのカンを作るためには必要なんですよね。
正確にはLinuxはUnixライクのOSですが、Unixとは別のシステムなんですよ。最近はall in oneのディストリビューションが増えたので、何もしなくても用意されたシステムが動作していて、あとからプログラムをインストールするようになっています。
FreeBSDでもあとからportsやpackageでプログラムを追加できますが、それを有効にするためにはシステムの設定をいじらないといけなかったりします。何せ、デフォルトではXすら立ち上がらないのですから。もちろん、どこからともなくソースのtar ballを取ってきて、それからmakeすることもできます。最近のLinuxはアプリケーションがOSの管理下にあるので、下手に自分の環境をmakeすることはできないんですよ。まぁ、ホームディレクトリの下にパスを切って、そこにインストールすることはできるんですけど。昨日のUbuntuへのcmailのインストールはその方法で行いました。
今までFreeBSDは何度もチャレンジしてるんですけど、大抵使いこなすことなくそのままになっていました。でもVirtualboxならWindowsから起動することができるから、もうちょっと敷居が低くなるものと思います。
ちなみに、今回はシステムのBootまではできたんですけど、DVDのマウントに失敗して、portsとpackageを取ってくることができませんでした。どうやらVirtualboxでのシステムの起動順番をCD-ROMを最初に持ってきていたので、システムを再起動するとinstall DVDが起動してしまい、それでCDがマウントされたシステムを起動することができなかったのでしょう。Boot時にCDを検出できていないせいかどうかわからないのですけど、cdromがマウントできなかったんですよ。
まぁ、また時間があるときにチャレンジしてみましょう。