かなり前から困っていたんですよね。
正確に言うと、丸つき数字とかM$の~の記号が入っていると、メールの日本語の部分が全部消えてしまうんですよ。
Emacs23そのものは内部的にUTF-8になっているのですが、どうやらSEMI/FLIMを使うときに変な動作をするのが原因のようです。
wlの設定ですけど、wlも基本的にSEMI/FLIMを使ってるので結構設定を流用できたりします。こちら
.emacsに以下の記述を足します。
(require 'cp5022x)
さらに、サイトの説明では.wlに追加する記述については、cmailにはもちろんそんなものはないので、.emacsで以下のように設定します。
;; SEMI (cf. http://d.hatena.ne.jp/kiwanami/20091103/1257243524)
(eval-after-load "mcs-20"
'(when (coding-system-p 'cp50220)
(add-to-list 'mime-charset-coding-system-alist
'(iso-2022-jp . cp50220))))
ただ、実のところ、この設定だけではうまく上記の文字を送信することができません。その解決策は上のサイトからのリンクにありました。
FLIMのソースでmel-q-cc.elに以下のパッチを当てます。
--- mel-q-ccl.el~ 2006-06-12 15:10:02 +0000
+++ mel-q-ccl.el 2008-04-03 06:33:51 +0000
@@ -893,7 +893,13 @@
(defun quoted-printable-ccl-encode-region (start end)
"Encode the region from START to END with quoted-printable encoding."
(interactive "*r")
- (decode-coding-region start end 'mel-ccl-quoted-printable-lf-lf-rev))
+ (save-excursion
+ (goto-char start)
+ (insert (prog1
+ (decode-coding-string
+ (string-as-unibyte (buffer-substring start end))
+ 'mel-ccl-quoted-printable-lf-lf-rev)
+ (delete-region start end)))))
(defun quoted-printable-ccl-insert-encoded-file (filename)
"Encode contents of the file named as FILENAME, and insert it."
使っているFLIMのバージョンによっては上記のパッチはそのまま当たらないかと思いますが、decode-coding-region を検索していって、そこの記述を上記のようにしてやればOKなはず……。
さらにリンクをたどって、以下の記述を.emacsに入れておきましょう。
(defadvice mime-encode-region (around use-unibyte-buffer
(start end encoding) activate)
"Use unibyte buffer while encoding."
(let ((string (prog1
(buffer-substring start end)
(delete-region (goto-char start) end))))
(insert (with-temp-buffer
(set-buffer-multibyte nil)
(insert (string-as-unibyte string))
(setq start (point-min)
end (point-max))
ad-do-it
(buffer-string)))))
ここらへんの記述って2007年とか2008年にすでにされてるものなんですよね。どうにもFLIMの動作不良?のせいみたいです。
あと、念のため、.emacsか.emacs.d/init.elをUTF-8エンコードしておいて、デフォルトのコーディングシステムもUTF-8にしておくと安全かもしれません。
.emacsに以下の記述をしておきましょう。
(set-language-environment 'Japanese)
(prefer-coding-system 'utf-8)
(set-terminal-coding-system 'utf-8)
(set-keyboard-coding-system 'utf-8)
(set-buffer-file-coding-system 'utf-8)
(set-default-coding-systems 'utf-8)
.emacsの先頭にはこう書いておくといいでしょう。
;; -*- Mode: Emacs-Lisp ; Coding: utf-8-unix -*-
こういった設定のおかげで(もしかしたら他にも色々やっていたかもしれないけど)、なんとか丸付き数字とか~とかを送れるようになりました。ちゃんちゃん。
今日は呼吸関係の不調はありませんでしたね。
ゆうべはかなり苦しんだんですけど。胸が痛くてなかなか眠れなかったんです。
今日はそのかわり胸焼けがしてました。まぁ、それぐらいならいいか。
声優の山寺宏一と田中理恵が結婚したということで。そんなに若くないのに?と思ったら、山寺氏は再婚みたいですね。
中国の有人宇宙飛行船が中国のステーションにドッキングしたということで。この分野については(他の分野についてもだけど)、すっかり中国に追い越されてるよなぁ。まぁ、日本は無人ドッキングの技術は持っているわけなんですけどね。
中国と言えば、最近中国関連の本を買ったところ、反日感情というのは確かにあるけど、あの広大な中国の人が全て反日感情を抱いてるわけではないというような記述がありました。
まぁ、それはそうだ。
親日派の人も結構いるらしいですし。
ただ、中国人とつきあうためには色々と気をつけなくてはいけないことがあるそうで。
まず、これは中国に限ったことではないのですけど、日本人はなかなかはっきりと物事を言わないわけで、そこらへんはちゃんとストレートに言いたいことを相手に伝えなくてはいけないと。
そして、東南アジアではよくあることなのですけど、面子に気をつけること。中国人は面子を非常に大切にしていて、面子のために約束を必死になって守ったり、面子を守るために相手を歓待したりするようです。そして、相手も自分の面子を守ってくれることを当然のものとしてると。これをおろそかにすると、中国人相手のコミュニケーションは破綻すると。商売も人間関係もうまくいかなくなってしまうらしいです。
本では卑近な例として小泉元首相の中国訪問のときのことを書いてありました。江沢民主席のときに、小泉元首相は訪中してるのですけど、そのときに戦没者の慰霊碑にお参りして、江沢民主席に戦争の誤ちについて謝罪していたわけですが、そのたった半年後には靖国神社に参拝していました。江沢民主席としては、小泉元首相が謝罪することで、当然靖国参拝もしないものと考えていたのですが、それが裏切られて顔をつぶされたと考えたわけです。その後の日中関係の冷え込みは見ての通りです。
台湾の人も面子を大事にしてます。ただ、中国人の面子の考え方とは若干違うみたいですね。でも、人前で見せつけるようにして叱ったりすることは、相手の面子をつぶすことになるので、絶対やってはいけないそうです。
日本では見せしめのためにそういったことをやったりしますけどね。
この面子というやつ、西洋の考えとはかなり違いますよね。日本は明治維新後かなり欧米の影響を受けてるので、あんまり面子を大事にしない文化が身についてるのかなぁ。よく面子より大事なことがあるだろ、みたいな感じで言いますよね。
まぁ、結局のところ、郷にいては郷に従えの世界なんでしょうけど。