今日は実写映画のるろうに剣心を見に行ってました。
金曜あたりに連れが前売り券を買っておいてくれたんですよね。
でも、新宿とか池袋の映画館はもういっぱいみたいで。
じゃぁ、ということで調べたところ、府中の方に映画館があって、そこで上映してることが判明しました。
朝はあんまり寝ることができなかったのですけど、とりあえずちょろっと昼寝してから、出発。
国分寺から中央線で西国分寺へ。そこから武蔵野線で府中本町まで。さらに乗り換えて南武線で分倍河原まで。さらに京王線で府中まで行ってきました。
私が行ったときにも、すでに結構人が来ていたみたいですね。
自動券売機に人が並んでいたので、どこで前売り券を換えればいいのか最初わからなかったのですけど、列の途中からカウンターに案内してくれるみたいです。
ショップでカタログを買ったのですけど、中身を見ると、同じ劇場で上映してる別の映画のだったし。あわてて交換してもらいました。
映画の方ですが、とてもよかったです。
原作を読んだのも、アニメを見たのもかなり昔のことなので、かなり記憶があやふやになっているのですけど、そのおかげでできていた剣心のイメージのままの剣心がスクリーンで見られたという感じです。
漫画の原作をそのまま映像化してもつまらなかったでしょうけど、この映画はまさにそのイメージを大切にしていたのでよかったです。
剣心役の佐藤健がはまり役でしたね。スタッフや原作者のだれもが剣心役は後にも先にも彼しかいないと太鼓判を押しているのもうなずけます。
佐藤健は、NHKの大河ドラマ龍馬伝で人斬り以蔵の役をやっていたのですけど、そのあとで、剣心の映画化の話が出ていたのですね。どちらも人斬りです。
剣心ののそっとした感じとか、立ち居振舞とか、アクションの切れ味とかがとても良く表現されていました。最初のうちは、剣心は刀を抜かずに、ひょいひょいと攻撃を受け流しているのですけど、その感じもいいです。
過去の回想シーンでの人斬りのときと、今のひょうひょうとしてるときの間のギャップがみごとに表現されていました。
剣心は過去の人斬りとしての自分への禍根を背負いつつも、自分がなにを成すべきなのか悩んでいるのですけど、それが、この映画のテーマになってるんですよね。
うまく原作を再構成してるな、と思いました。
でも、原作ファンの中では賛否両論らしいですね。
これは剣心をモデルにした、ひとつの作品なんだということをわからなくては。登場人物の表現はかなり原作のイメージを大切にしてると思うんだけどなぁ。
家に帰ってきてまったりと。
この土日で、先週の疲れは全然癒えてなかったので、今日の某所のパーティーは行かないで、連れだけ行ってきました。
いかん。体力が回復しないのはまずいぞ。
早く寝よう。