まぁ、いつものことながら、なんか順調に行っているような気がしてるときは大抵空回りしてるんですよね。
行き違いがあったり、余計なこと言ったりやったり、あげくの果てには落ち込んだり。
ということで、今日はなんか低調なようです。
仕事の方は、まぁ、なんとなく普通にやっていたつもり。でも、目の前に仕事があると、なんか気がつくと片付いてるような気がするし。
ううむ。
でも、昔からそんなに進歩してないと思うんですよね、自分としては。
まぁ、確かに20年前に比べてもっと複雑なことをやっているけど、それは複雑なことができるようになったというよりは、世界が複雑になってきていて、それに単に慣れてきてるだけだと思う。
20年前はコンピューターもプログラムも今よりずっと単純だったよなぁ。私はDOS時代のプログラミングはほとんどしたことないんですけど、はじめてパソコンをさわる前に、マイコン雑誌でBASICとかPascalとかの勉強していたんだよなぁ。(あの当時はファイル操作なるものがどういうものかすら知らなかったという。マイコン雑誌に載ってるようなプログラムは、みんな自前のデータだけで完結していたものなぁ。)
8080のマシン語をほんの少しだけかじっていたおかげで、その後、コンピューターなるものがどうやって動作しているか、ということに興味を持つようになりましたけど、それで何ができるわけでもないからねぇ ^^;;
漫画の世界も変わりましたよね。漫画の表現方法も内容も技法もかなり進歩してきています。当然、同人とかの手法も変わってきてるんですよね。
いわゆる芸術の世界はあまり変わりばえがしないかも。絵画も音楽も書道も。まぁ、確かに音楽の世界で何がはやっているかは変化してきてるし、少なくともアニソンに関しては激しく変わってきてるなぁ。でも、ここらへんは大きなブレークスルーみたいなものはないんですよね。
回りの生活空間も昔にくらべてかなり複雑になってきています。
黒電話の時代からポケベルの時代になり、それも廃れてガラケーの時代になり、スマフォの時代になってくると。
録画技術も進歩したなぁ。VHSやベータの時代から、DVD, HDD,BDなど媒体も変化してきてるし、画像や音声の質も変化してきている。そういえば、30年前の雑誌で、8ミリカメラ(もちろんデジタルではない。ベータでもない。フィルムのやつだ。)でクレイアニメを作る特集を組んでいたっけなぁ。
ということで、空回りついでに、昨日書いたフランスの知人のRaynart氏から、5月4日からパリでやっている Pop’Up-Comipa に来ないかと誘われたりして。フランスの作家を紹介するよ、と言われたりして。時期的にはそのあとにもゴールデンウィークの休みが残るからぎりぎり行けなくはないけど、もちろん、そんなお金ないです^^;;; なにせゴールデンウィークですから、旅費が最高潮に高いです。そもそも、今年は台湾に行くだけのお金も無いですし。
まぁ、激しくそそられるのは事実ですけど。彼が言うには、フランス版の海外マンガフェスタみたいなものだよ、ということらしいです。彼がこのイベントの主催者のひとりになった、ということです。
こういうのも空回りなんだろうか。
とりあえず、問題は棚上げにして、「月(ゆえ)とにほんご」を読むか……。
mixiのニュースにあったのですけどネットでクリエイターは食っていけるのか!? 西又葵・岸田メル・佐藤秀峰らが語る『現代の絵師が生計を立てるには?』というやつ。同人やらネットやらで仕事の依頼がやってきたり、自分で売り込んだり、ときっかけは色々な人たちの会談なのですが、結局大事なのは自分を売り込むことだと。
まぁ、それはそうだよなぁ。何をやるにしろ、自分をプロデュースしないことには売れないわけで。
自己満足を突きつめるというのもあるかと思いますけど、結局のところある程度の資金がなければ自己満足の世界を作ることもできない。大昔の生活水準だったらそれも可能だったろうけど、現代では現実的でないだろうなぁ。
何でも、一番にならないといけない、とか何はともあれ自己主張をしないとだめだとかいうのが解の全てでは無いはずですよね。そうじゃなくても自分を成り立たせてる人はいるわけで。
でも、自分の持っている何かを表現したいと思ったならば、自己をアピールしないことにはいけないわけで。
何か、書いてるだけでも疲れてきたし。
そういうところが低調なのかなぁ。