ゆうべはロシアのソチで開催されている冬季オリンピックの開会式でした。
思わず見てしまいましたよ。
かなり早い段階の、はじまってから20分程度のところで、いきなり選手の入場。
選手にもそのあとのパフォーマンスを見せようという趣向みたいです。
それにしても、思ったのは、代表が1人だけという国が多かったことと、変わった経歴を持った人が多かったことですね。住んでいた近くの商店のリンクではじめた人とか、貴族の末裔で何度もオリンピックに出ただけでなくて他にも色々なことをやっている多才な人とか、夫婦でクロスカントリーをやっている人とか(しかも、その国の参加者はその二人だけ)。
開会式で一番圧巻だったのは、大勢の人たちによって表現されていたロシアの歴史のパフォーマンス。
床面に投影された移動する船に乗っているピョートル大帝が表現されたときには、床に投影された船なのに、乗っている人も動いているんですよね。よくよく見ると、人が映像に合わせて歩いていて、それで船に揺られているように見えるのでした。
大勢の男性陣によるマスゲーム。どこぞの北の国のと違って、統制が取れていながらとても動作が美しいんですよ。とてもきれいに動いている。ここでも地面に投影された映像が動いて、移動がダイナミックになっているし。そして、その男性陣のところに、次から次へと合流してくる女性群。これでもかこれでもか、と加わって、ついには男性陣とカップルができて。
そこでダンスのシーン。
有名なバレエのダンサーとかが来ていたらしいですね。やっぱりとにかく動きがきれいなんです。このシーンの最後の方で、それまでお酒をあおっている演技を続けていた男性ダンサーが舞うような演技を見せて。その飛びはねたりスピンをしたりする姿は、ああ、やっぱりフィギュアスケートの原型というのはここにあるんだな、と思わせるもの。やっぱり美しさではフィギュアはバレエに勝てませんわな。
帝政ロシアから共産主義の時代になったところで、どう表現するのか気になっていたんですが。下手にこびるわけにも、下手に卑下することも色々とまずいわけですよね。今だ共産主義をつらぬく中国とかいるわけだし。
赤い色を集めることで、そこをうまくのがしていました。
そのあとの街の姿も圧巻だったなぁ。会場に車まで入ってきていたりして。これまた床の映像がうまく活用されていました。
なんというか、確かに広大な領土を持つロシアだけあって、大量の人員を投入しているんですよね。でも、物量や、ましてや舞台技術だけでなく、それらをうまくまとめる、訓練された人たちの統制の取れた動きが、とてもセンスのあるパフォーマンスを見せていたのでした。
そういえば、そのパフォーマンスの前でも、ちょっと笑える映像をやっていましたね。古代ギリシャの人たちが船でソチの土地にたどりつき、そのあとの時代の人たちが木を切ったり削ったり、時代が下って、やぐらを立てたり、釘を打ったり、段々と下って工場の人が柱を溶接したり、電源のスイッチを入れたり、そうこうしてるうちにいつのまにかシーンは今のソチのオリンピックスタジアムにつながって、結局それまでの人たちはこのスタジアムを建てていたんだ、というやつ。
オリンピック旗をもってきた名士にも驚くような人がいましたね。ほとんど知らない人だったんですけど、ひとりだけはわかりましたよ。ワレンシコ・テレシコワ、女性ではじめての宇宙飛行士ですね。ロシアでなくて旧ソ連の人ですけど。ヤー・チャイカ(こちらチャイカ)のコールサインで有名ですね。(よく、「私はかもめ(チャイカ)」と言ったということで説明されますが、チャイカは彼女のコールサインだった、ということは、秋山宇宙飛行士がソユーズでミールに上がったときにも紹介されていましたっけ。放送の解説でも「私はかもめ」で有名、と言ってましたが。。)
それにしても、北京のときやロンドンのときも思ったんですけど、一体、今度の東京オリンピックはこれに対するものとして何を用意できるんだろう、ということ。時間も人も金も技術もないような気がするのは気のせい?
それとも小さいオリンピックを旗印に、シンプルな開会式にするのかなぁ。昔の東京オリンピックみたいに。(当時の聖火台をまた使いたいと思っている人の話もNHKで以前やっていましたっけ。)
いや、下手な演出は今更無理でしょ。なんか期待はずれに終わりそうな気がするし。。。
元大関の把瑠都(カイド・ホーベルソン氏)の断髪式が行われました。
エストニアからの招待客や一般公募の人も断髪に加わったそうです。
230人がはさみを入れたんだとか。
最後には涙ぐんでいたみたいですね。
これからエストニアでの後進の育成に努めるとのことです。
(写真は昼頃のものです。)ゆうべから降りはじめた雪が大変なことになっています。
東京の方でこれだけの大雪が降ったのは13年とも16年とも言っていますけど、それぐらいぶりだということで。
確かに、いつもだと大体雨に変わってしまったり、積もってもすぐに止んだりとすることの方が多かったし。
これだけの大雪は確かに久しぶりです。1986年の大雪を思い出すなぁ。あのときもかなり交通とかがマヒしていたし、道路も歩道もがちがちになっていたし。西武線の田無駅で列車の事故があったんだよなぁ。
で、がんがん降っています。
今朝は医者に行ったのですが、看護婦さんたちも、私が行ったあたりにタクシーで乗りつけていました。そのあとであわただしく準備していたなぁ。さすがに朝から雪が激しかったので、患者も少なかったです。
で、そのあとで準備してから、都知事選の期日前投票のために市役所に。。。というところで、目の前でパスが行ってしまいました。このまま待っていて、次のでもまた乗りそこねると悲惨なので、そのまま歩くことにしました。普通に歩いて20数分の道程です。
足元の雪はパウダースノー状態で、まるで東京の雪ではありません。雪国の雪ですね。雪を蹴り上げると雪が舞うんだものなぁ。
チェーンをつけた車も通っていますが、つけてないのもいます。
遭難しそう。
昼がもう近付いていたので、途中にあった大阪王将でラーメンと餃子を食べました。
で、結構期日前投票に来てる人いるのですね。この雪の中。それでも、今回の期日前投票は昨年の都知事選よりも少ないみたいです。
で、帰りはちょうどバスが来る時間だったので、バスでコンビニの近くまで。そこで、色々と買い込んで、それで帰りました。
家に戻って仰天。玄関が埋まりかかっているし。げげ。
それでもまだマシな方だったんですよね。
ゆうがたになって、連れが外の様子を見てみたら、本当に玄関が埋まっていたし。都心の方では雪が10センチ以上積もったと言いますが、ここらへんでは、特に土の上とかだと50センチぐらい積もっています。
連れがシャベルを発掘してきて玄関の前だけ雪をどけたのですが、その間に来ていた車が家の前で立ち往生してしまい、しばらくがんばっていたのですけど、結局運転手はそのまま乗り捨てて帰ってしまいました。ありゃ当面は動けなくなるな。
もう、今はとにかく雪かきするだけ無駄な状態になっています。まだまだ、明日の朝まで降るという話だから。。。
というか、明日はサンクリなんですけど、電車は動いているのでしょうか。西武線はそうそう止まらないと思いますが、武蔵大和には鉄橋があるので、そこで止まるかも。。
とりあえず、今のところ決行の予定です。
で、色々とニュースを見ていてみつけたのがこちら。雪だるま職人。笑っていいのかなんなのか。。
ちなみに、さっきNHKのニュースでやっていて、耳を疑ったものですからTEPCOのページで確認したところ、東大和で2900世帯が停電していたという。。その後、現時点(22時40分)では解消してるみたいです。うへ。停電があるかも、という話だったけど、本当にあるとは。
今も5つの都県で1万軒も停電が続いてるみたいです。
夕方に、ふと思い立って、そういえば、こんな日にピザの宅配なんかたのんだら悲惨だよね、なんて、ネットで調べるとドミノピザは宅配休止中となっていました。バイトも帰したのか、それとも危険だからやめているのか。きっとどっちもだろう。
上の雪だるまのニュースのところからたどってみつけたのですが、映画のテルマエ・ロマエ IIで元横綱の曙と、関脇の琴欧州が出演するんだとか。
相撲協会も協賛していて、17人の力士や元力士が力士役で登場するだとか。
曙と琴欧州は力士役じゃなくて、古代ローマの剣闘士役で出るんだとか。
役名が笑いますね。アケボニウスとコトオウシュヌス。おいおい。まぁ、そのままラテン語化した、という感じですね ^^;;