六本木の国立新美術館で開催されている日本の書展に行ってきました。
日展とか読売展の先生方がメインになってるみたいです。そのためか、会員の作品はかなり独立などの作風とは異なっていました。
かなり篆書作品が多かったのですが、結体とか線質とか形状がかなりアレンジされたものとなっていました。
招待の方に私の先生が出品していたのですが、今回は先生と同じ一字書が増えていたな。去年や一昨年に見たときには先生のだけが系列が違う感じになっていたのですが。独立の先生も出品するようになっているということだからかなぁ。
で、公募で、臨書だけというテーマであったやつに今年は私の作品も入選していました。
写真のがそれです。
去年は落選したんだよなぁ。
うちとこの同門の人がかなり大量に入選しています。今週は前期なんですが、来週は後期で別の人の展示になるので、そっちも見に行ってきます。
昼を食べて(実のところスフレケーキだったりしますが。。。)、上野へ移動。
上野の東京都美術館で開催されている独立選抜書展を見に行ってきました。
こちらにも先生と、あと一人同門の人が入選していたんで。
(ちなみに私は落選していました。)
なんか会員の作品に小品が多いな。なんかめずらしい気がしました。そういう募集要項だったのかなぁ。
こちらの方は隷書や木簡作品がかなり見られました。
かなり筆意が日本の書展にあった作品とは違うなぁ。
でも、どうしても見たことがあるような法帖から取ってきたものばかりになってしまうようです。
会報で多字数の創作が少ない、とか紙の余白に色の紙をつける方がいいと評があったせいか、創作とか色の紙を余白につけてる人が多かったです。
でも、かなりの数の作品が額からはみ出して字がかくれていたんだよなぁ。サイズ違反がいっぱいあったんじゃないかなぁ。
とにかく、次の本展にむけて題材をそろそろ選ばないといけないなぁ。
で、その時点で時間オーバーで、田無の書道の教室に行くことはできなかったのでした。
せっかく重い荷物をかつぎながら鑑賞してきたというのに。。。
上野から神保町まで歩きました。
日ざしが強いというわけではないのですが、かなり暑いです。
でも調子はむしろいいな。
神保町ではまずは東方書店へ。いい字書がないかな、と。甲骨文の文字の解説書があったり。
書泉グランデで、数理科学の別冊を2冊買ってきました。高価なものだから入手を待っていたんです。ようやっと入手できたか。
それにしても、土曜はかなり遅くまで店が開いてるんだなぁ。
どうも、デフォルトゲートウェイ関連でIPv4とIPv6の設定がらみが色々と悪さをしてるといううわさが。
で、検索してみるとIPv4 を IPv6 より優先にするという記事がひっかかりました。
Windows 7 のデフォで、IPv6が優先されるみたいですね。で、その状態だとIPv4なアドレスの解決に時間がかかってしまうということ。
以下ほとんどそのまま引用なんですが、ネットの優先順番は
netsh interface ipv6 show prefixpolicies
私の環境ではそのまんまリンク元の結果と同じになりました。
なんか IPv4のアドレス解決のためにIPv6のアドレス(::ffff:0:0/96)を通して行っているみたいですね。
どうもこのところのネットの不調はこれが原因っぽいです。
優先順位を変えるためには、
netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::ffff:0:0/96 50 0
netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::1/128 40 1
netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::/0 30 2
netsh interface ipv6 set prefixpolicy 2002::/16 20 3
netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::/96 10 4
自分自身 (localhost) に ping を打つとちゃんとIPv4の形式で返ってくるようになりました。
そのあとではネットは快適に動いているので、やっぱりこれが原因かなぁ。
元に戻す操作もリンク元にありました。
今となってはIPv4のアドレスはすでに枯渇してしまっているし、Windows 7はIPv6経由のサービスを結構使ってるみたいなので、IPv6のドライバーを無効にしてしまうのはまずいみたいです。どっちにしろ、将来はIPv6に移行してしまうはずですからね。
~サイ&ソーサリィ2~ 歪な聖女は優しき魔王の手をとるか (講談社ラノベ文庫)
講談社
¥704
以前紹介した本の続編です。
魔法に対する解釈を盛り込んだ、ということでしたが、御自身の魔法は効力を発揮しなかったのか、2巻目で完結となりました。
クロウリーやゴールデン・ドーンんどの魔術や密教など色々と研究して、自分で消化した結果を盛り込んでるみたいです。
決してあきらめずに信じる、というのがテーマでした。
アトム ザ・ビギニング(1) (ヒーローズコミックス)
小学館クリエイティブ
¥616
手塚治虫の鉄腕アトムに対し、ゆうきまさみ がコンセプトワークということで企画な原案を担当してできた、アトムの前日譚のようなものです。
学生の天馬やお茶の水はゼミで独自のAI理論に基いて制作されたロボットを研究していました。
A10 6(エーテン・シックス)はそんなプロトタイプ6号だったりします。
シックスは誰かを守るという目的の中で自意識を獲得していきます。そしてあらわれる強敵のマルス。これからどうなるのか。。
作中の天馬は、手塚漫画では後にアトムを製造する科学省長官の天馬博士のはずです。お茶の水はお茶の水博士ですね。まだ若かったころの伴俊作も出てきます。後のヒゲオヤジですね。
原作のアトム今昔物語では、天馬博士は丙午生れだとされています。アトムが発表された当時のことや、アトム今昔物語での描写から、その丙午はおそらくは20世紀の丙午 1966年のことだと思われます。それが学生だということは、もし両者につながりがあったとすると、時代は1980年代後半ということになりますね。
アトム自身は2003年の4月7日の誕生とされていますので、辻褄は合ってると思います。
(お茶の水博士は昭和10年に生まれたという説もあるようですが。。。)
20世紀の中頃には、21世紀はずっと先の話であって、色々な夢のような世界が待っていると信じられていました。アトムの世界もそのひとつですね。
スペースオペラなどの舞台でも、21世紀には宇宙船が太陽系を飛び回っていたりしたものでした。
私も、21世紀になれば少なくとも2001年宇宙の旅のような有人による外惑星への航行が実現してるものと思っていました。
現実にはアポロ計画の中止以降は月にすら人間は行っていません。
もしかしたら、アポロ計画がそのまま続行していて、スペースシャトルになどなっていなかったら、想像の通りの未来があったのかもしれません。
現実には様々な要因(おそらくはベトナム戦争などによる疲弊など)によってアポロ計画は中止され、その後何度も火星有人飛行計画が提唱されますが、今だに実現どころか計画の途につく兆しすらありません。
話は戻って、エーテン・シックスのA10は、おそらくはエヴァンゲリオンで有名になったA10神経から来てるのでしょうね。A10神経は本来は報酬系と呼ばれるドーパミン神経系のことを言うようで、欲求を得ることで満足感を生じさせるもの。ただ、A10 6 というのはア(A) ト(10) ム(6)のごろあわせなんでしょうけどね。