寒いせいかやっぱり腰が痛くなってきて。
なんというか、背骨のあたりがゆがんできたような感覚があって、左の臀部のあたりにつきーんとした痛みがあるのです。
歩けないほどのことはないのですが。
それでも人にぶつかってひっくりかえったら起き上がれないかもしれないなぁ。
あれから5年がたちました。
今年も Yahoo! で 3.11 を検索すると募金されるようになっていましたね。
最近はようやっと座っていてゆらゆらしてる感覚はなくなりましたけど、最初の何年かは常にぐらぐら揺れてるような感覚が続いていたものでした。
日本は地震には強いんですがね。
あの時は津波と原発事故が重なるという不幸があったんですよね。
もちろん、都心の近くでは液状化によって電柱が沈んだりマンホールが浮かび上がってしまったりしたところもあったようです。
うちの近くでは、せっかく最寄りの駅が新調されたばかりだったのに、お祝いどころではなくなっていました。近所のヤマダ電気はこの数日前に開店したんだっけかな。震災の翌日もアドバルーンを飛ばしていました。
原発停止にともなう電力低下に対してひっきりなしに輪番停電があったり、ネット上で「ヤシマ作戦」(エヴァで全国からの電力を集める攻撃をした回のやつ)と称して自発的に電力を節約しようとしたときもありました。
電力低下で電車の本数も減り、駅では電車を待つ人であふれかえり、近くの駅まで電車が動いていなかったので、他の駅から30分歩いて帰ってきたり。
節電ムードの中、皓々と灯りを灯していた自転車屋もいました。
震源地が悲惨な状況なのは重々承知しておりますが、関東近縁も被災地の一部なんですよね。それに間接的に原発の被害、もっとも放射能の危険ではなくて電力不足による混乱のあおりを受けていたのでした。
それでも、都内でも放射能へのヒステリックな恐怖が蔓延し、不可能なレベルの放射能除去を謳う動きが広がっていって。(自然放射線のレベルよりも低いレベルの放射能規制をしようとしていた。)
あの後、全国の原発は停止に追いやられ、排ガス規制や省エネどころではなくなっていたのが、最近ようやっと持ち直してきてるところです。電灯がのきなみLEDに換わったのは大きいかもしれませんね。
それでも原発に置き換えられるような有効な代替手段は今だ開発されてないわけで。
原発は止めりゃあいいってもんじゃなし。止めても内部には大量の放射性物質が残ってるわけで、廃炉にするためには何十年も必要とするし、その間にもリスクは残存してるのだから。それに全国の原発を一斉に廃炉にした場合、一度に大量の放射性廃棄物が出るわけなんですが、その始末のアテは全くないんですよね。
まだまだ当面は集団ヒステリーは続くのかなぁ。