タイのプーミポンアドゥンラヤデート国王(ラマ9世) ภูมิพลอดุลยเดช ( Bhumibol Adulyadej. 全名は พระบาทสมเด็จพระปรมินทรมหาภูมิพลอดุลยเดช)が死去。88歳。70年間在位にあったのだとか。
一時は政治的にもかなり力があって、軍部と文官の間で衝突が起きたときにプミポン国王が騒動を度々おさえてきていたということなのですが、タクシン派と反タクシン派の間の抗争になってからはあまりそうした影響力を行使することが少なくなってきていたとのこと。
タイは立憲君主国ですが、国王は絶対的なもので、国王を侮辱することは犯罪行為とみなされ断罪されると聞いたことがあります。
歴史的には歴代の王があぶない綱渡りをしながら西欧の帝国主義時代を乗り切ってきたというのもありますか。
国民から愛された王の死去後のタイの行方が気になります。