三笠宮さまが今朝亡くなったということです。なんと100歳。
オリエント関係の研究をされていて、ちょっと大きめの本屋でオリエントの歴史書とかのコーナーを見るとよく名前をみかけたものでした。
御冥福をお祈りします。
9巻が出たばかりの漫画の『紅殻のパンドラ』ですが、今回から作画が春夏秋冬鈴氏が担当することになったそうです。
どうにも六道神士の体調の問題だということですが。9巻の後書きのあたりに告知されていました。
9巻の表紙とかでは作画が六道神士ということになっていますが、漫画担当はあいかわらず六道神士がつとめるということだそうです。まぁ、この人、月に5本だからの連載をもっている、という話を数年前に聞いたしなぁ。結構な数の作品をこの10数年のあいだに発表してるし。アニメになったのはエクセルサーガと紅殻のパンドラか。なんといっても、作画が案外と原作の士郎正宗の世界との相性が良かったのかも。サイバーな表現とかが。
9巻はまだ色々と違和感があるような無いような感じですが、原作も変わりませんし、六道氏もかかわり続けているみたいですし、これからも見守っていきたいです。
タイトルがアレですが。
どうにも前半の方がサブタイトルっぽい感じで。というかそこまでユルくは無いです。
中見は結構ハード。まぁ、ファンタジーものですが。
世界には黙示録の獣という怪物が跋扈していて、人類は蹂躙されてると。そしてそんな怪物に対決できるのは英雄と呼ばれるひとりの人物で。
ところが、この英雄というやつ、黙示録の獣をたおすたびに寿命が縮んでしまうため、短命な存在となっており、弟子を取って次の英雄を育て、世代交代しながら世界を守ってきていたと。
当代の英雄ヒューイットは、どこか厭世的な感じのする人物なんですが、とあることから奴隷商人のところから逃げ出してきたエルフの少女フィオを弟子にすることにして。。世界は崖っぷち。英雄は瀕死。そして弟子は能力を使いこなせないというやつで。
でも、そんな英雄もしっかり世界を守ってるし、人々はそんな背中を見てくれていた。
でも、やっぱり世界は蹂躙されていく。
という展開。
ラストは次に続くような感じを見せていますが、さすがにこのタイトルでは続かんよな。崖っぷちの方が残るのかなぁ?