https://www.amazon.co.jp/dp/9784086311496
読了。
まぁ、でだしはよくある異世界物というかバーチャルリアリティー物というかいわゆるVRMMO (Virtual Reality Massively Multiplayer Online) 物なんですが、後半からはある事実がわかってきて。。。
基本的な姿勢はゲームが好き、というやつですね。そこらへんはノーゲームノーライフとも通じるのですが、あちらは頭脳戦なのに対してこちらは普通の(?)RPG風のやつ。
主人公は高校生のリオと中学生のサクラで、それぞれゲームが得意なわけなんですが、そんな極端にチートなゲーマーなわけじゃないんですよね。
ゲームの世界として入って行ったPsFはそもそも同時に100人程度のプレイヤーがログインしているし、確かに他のプレイヤーよりもたまたま優位に立っていたのですが、やっぱりそんなに特別な存在ではない。そして他のプレイヤーと協力して攻略をしているのですね。(他のプレイヤーの名前は結局1人しか出てこないのですが ^^;;)
続きが出るのかはわからないと作者は言っていましたが、結構おもしろい仕掛けをしてるのではないかと思いました。(まぁ、今時続きが出るかは売れ行き次第なので。。。)
ちょっと前に Lang-8 で敬語の話が出たのですが。
日本語には尊敬語、謙譲語、丁寧語それに通常の言葉と、少なくとも4つの違う語彙の言葉が入っているのですよね。分類の仕方によっては7種類もあるんだとか。
「来た」という言葉ひとつとっても、「いらした」、「参った」とか色々とありますよね。
海外の人にとっての日本語学習の困難性のひとつです。
ちゃんと調べたことないんですが、これってやっぱり違う起源の言語が混じったものなんでしょうかね。元々日本語は色々と混じっているところがありますし。漢語とか英語とかみたいに。それぞれの階級の人達が別の出身だったとすると、そういう可能性もあるのかなぁ、とか。