というわけで書道に行ってきました。
今日は来週の分の振替だったりします。
先生が来週は独立の方の集りがあってそちらに出なければいけないものですから。
武道館の方の続きをやりました。
それにしても、これだけ寒いと墨の乗りも悪いなぁ。
結構前から言われていたのですが、結構前から使っている墨汁の玄宗が、書いた直後は黒の感じが良いのですが、乾くと結構色が変わるんですよね。結構茶色の感じが強いので、真っ黒な感じの強い線が少し弱まってしまうと。独立の作品のときは墨溜りができている状態で乾かしているので、墨のてかりが残って結構黒くなるのですが、玄宗そのものはかなり茶系みたいなんだと最近気付きました。
淡墨での墨の色というのは良く議論されますけど、濃墨でも黒の具合は色々とあるというわけです。
まぁ、昔油絵の具のカタログを見たことがあるのですが、白も黒も何種類もあるんですよね。本来、一番黒いのはカーボンブラックなんですけど、炭でできているはずの墨汁でも、炭以外の成分の様子によって色彩が変わるんでしょうね。
淡墨の場合は、墨の古さとか温度とか紙との馴染み具合とか、宿墨を混ぜるか混ぜないか、とか色々な要因で色彩と滲み具合が出るそうなんですが、私は淡墨は全然使ってないですからねぇ。