わざわざ MSYS2 でログインしてからワンクッション置いて ssh で起動するのが面倒なのと、ログイン先と普段使ってる環境の文字セットのコーディングが異ってるので面倒なんです。
つまり、MinGW64的には SJIS なのに、ログイン先は UTF-8 だったりするんです。
実はこれ、MSYS2 の起動時に実行されるターミナルソフトである mintty で制御ができたりします。MSYS2 を起動するときのバッチファイル(拡張子は cmd ですが。)
MSYS2 が C:\MINGW64 にインストールされているとします。そして ssh ログイン先のホスト名が bar、ユーザー名が foo だったとします。
適当に元の MSYS2 のショートカットをコピーしておいて、プロパティーからショートカットタブのところのリンク先のところに以下のように記述します。
C:\MINGW64\usr\bin\mintty.exe -i /msys2.ico -t TITLE -o Charset=utf-8 /bin/ssh foo@bar
TITLE のところには適当にウィンドウのタイトルを入れてやります。上の例では MSyS2 のアイコンを指定していますが、 -i オプションの後に任意のアイコンファイルを指定してやることでショートカットのアイコンを換えてくれます。
なんでこんな方法を思いついたかというと、デフォでは MinGW64 で 64bit 環境を使っていたんですが、32bit マシンでも動くバイナリが必要になったので、MinGW64 のショートカットをコピーしてオプションを変更したりしていたのです。そのときに、起動されるバッチファイルの中を追ってるうちに解を思いついたのでした。
まぁ、色々とあるんですね。
ちなみに、mintty については、MSYS2 環境で man コマンドを実行すれば他に指定できるオプションを指定してやることができます。
3年ぶりでの安倍首相とロシアのプーチン大統領の会談が成立しました。
プーチン大統領は遅刻してきたのですが、安倍首相は昨日の内閣不信任案で遅くなったので疲れていたのを、ゆっくりとして待つことができた、などとニュースウォッチ9のインタビューで答えていました。
ニュースウォッチ9のときに、かなりプーチン大統領との会談で前身が見られたことを力説していました。安倍首相がめずらしくかなり興奮した様子で語っていましたね。
主に報道に上がっているのは北方四島の帰属問題のことですが、かつて島の住民だった人たちが自由に島と行き来ができる環境を作っていくための新しい枠組みを作っていこうということで合意したということで。
会談のときは島の元住民たちの手紙もプーチン大統領に手渡ししたそうで、特にロシア語で書かれた手紙には大統領も見入っていたということ。
会談のあとの記者会見の映像も番組で流れていたのですが、そこでのプーチン大統領の口調もかなり興奮して、強い口調で話していたように思えました。
平和活動だけでも駄目。でも経済交流だけでも駄目、と。そして長い目で強い意思を持って事に当たらないといけない、と。
実際のところ、かなり時間をかけないと解決ができない問題なんですよね。今までは自分の主張をお互いにぶつけ合うだけだったのが、ここに来てようやっと合流点を探れるようになってきたということで。
元島の住民が墓参りもできない状態もまずいとは言え、すでに島には戦後ずっとロシアの人が住んできているわけで。これは協調路線を模索するのが最善なんじゃないでしょうか。
元島民が島を出なければならなくなる直前には、日本人とロシア人が普通に交流していたということらしく、その写真を安倍首相も持ってきていて、ニュースのときもプーチン大統領の前でもそれを見せたということで。
そういえば、安倍首相の要所要所の外交はおもてなし外交ですよね。
今回のプーチン大統領との会談も温泉施設で行われたし、前にあったオバマ大統領との会談のときも、東京の寿司屋で行われたというのがありました。トランプ次期大統領への会見のときも、トランプ氏の趣味のゴルフバックをおみやげにしていたし。
それに、公の場だけではなくて、フランクな場にもよく出てきますよね、安倍首相。コンピューター将棋の電王戦のときに振り駒をやったり、リオの閉会式のときにマリオのコスプレする演技を見せて話題をさらっていったり、と。
自分に反発する人も多い人も理解してるんだろうな。でも、しっかりと通った意見を持ってるんですよね。