ラスト2話とおまけのクリスマス企画を一挙に見ました。
戦闘で傷つき動くのもままならないイゼッタは魔女の石を使うことにしました。使うことで魔女の命を削り、全身に痛みをもたらすというものですが、フィーネの役に立つことのためにイゼッタは石を使うことにしました。
伝説の白き魔女のゾフィーもまた愛に生きたのですが、強すぎる力による世の中の混乱を憂いて、自分の死後にゾフィーを殺害させたと。
フィーネと歩み、多くの人が犠牲になったところを見てきたイゼッタは、為政者がたったひとりだけを守るのではいけないのだ、とゾフィーに諭しました。
ゲイル帝国と対立していた国々の代表も、仮にゾフィーがたおされたとしても、エイルシュタットの魔女が世界を脅威に晒すのではないかと懸念します。
それに対してフィーネはイゼッタが全てのレイラインの力を使い切ることで、今後魔女はこの世からいなくなるのだと各国の代表を説きふせます。
ちなみに、話中で出ていたゲイルのミサイルは、ドイツのV2ですね。史実でもこのロケット兵器はロンドンなどの空爆に使われました。史実では原爆をドイツが所有することはありませんでしたが、魔女の粒子(?) Hexenium を動力とするミサイルは正に核ミサイルを彷彿するものでした。
魔女が滅んだあとの歴史は、ほぼ第二次世界大戦の流れと同じみたいです。話中に出てくるメカやら設定もかなり史実から忠実に再現されているという話です。
ラストシーンで戦後3年後のエピソードのことが描かれていましたが、あの箇所は賛否両論があるようですね。イゼッタが生存していたと思わせる場面がこの話の救いだと評するところも聞きました。
戦争をしぶとく生き抜いた人もいる一方で、多くの命が失われていました。
そういうシリアスなアニメであるだけに、時々はさまるユルい(百合い?)シーンとかも色々と言われてるみたいですね。(海外からの話題で聞いたのですがね。。)
この話でいつかイゼッタが自分が流してきた血の重みに耐えられなくなるのではないかと思っていたのですが、そこらへんは全部姫さまが背負って飲み込んでしまいましたね。喉につかえるものを無理矢理飲み込んで。イゼッタはとにかく最後まで姫さま姫さま、だったわけで。いや、ラスト2話ではフィーネと名前を呼べるようになっていましたが。
クリスマス企画は最終話のあとのシリアスさを180度ひっくり返すようなユルい展開でした。
ナガノシュタット(笑)で作られたロッテが使っていたイスだとか。。。
エイルシュタットの戦時国債は日本語訳(笑)もついていたみたいです。
春や秋にイベントがあるって、何故?
それにしても、クリスマスイベントで発表されたプレゼントのなんか制作途中っぽさのあふれ具合が。。。「戦時中」で大変だったのね。。
文字通りギリギリの戦時国債だったわけで。。。
なにはともあれ、前のシーズンのアニメのひとつをようやっと一つ見終わりましたよ。