2週遅れ。2話目。
段々話が見えてきましたね。
魔女にも魔女狩りをする人たちのどちらにも、それぞれ相手を排斥する理由があるわけで。
虐げられた応酬はまた虐げることだったり。
事情を察した傭兵も、魔女が憎いと言いつつも状況には同情したりして。
読了しました。
https://www.amazon.co.jp/dp/9784040721354
この作品は1巻のときからずっとお気に入りだったのですが、今回は輪をかけて満足していました。
いえ、押しキャラがこれでもかと活躍していたんで。(ちなみに、ウィッチと おねえちゃん、とエンプレスあたりが。。)
それにしても、七詠唱たちは主人公のブランの分身なんですが、3巻のときに引き続いて乗っ取られすぎ。でも、最初のころに比べて、個々の性格がかなり個性化してきてたような。自律性が上がってるな。
今回の一番の話の中心は、表紙にある少女。副会長と呼ばれているポンコツ少女なんですが、実際のところ誰も本名を知らないという。会長とか委員長とか呼ばれる準レギュラーなキャラというのはよくありますが、名も無き副会長が堂々とメインを張ってるあたり。しかも表紙に出ています。
副会長と幼馴染のブランの幼少時にあったとある出来事の顛末が話の縦糸としてすっきりと通ていて、いつもの魔法/魔術の世界が他のキャラたちの関係ともあいまって話を盛りあげているという感じ。
もしかしたら読者を選ぶかもしれませんが、個人的にはとにかくツボにはまっている作品です。
アニソラに投稿されていた作品をhtml化したんですが、ルビとその親字の間が離れているという指摘がありました。
色々と調べたんですが、この距離を制御する確実な方法というのはどうにも無いようで。昔はpositionとかtopとかのプロパティをいじることで調整できたようなのですが、html5+css3に対する実装がブラウザによって違うので、どれで見ても確実に制御できる方法がないと。
さらに良く調べると、ウェブフォント、しかも海外製のフォントを使ったときに親字とルビが離れて行間が崩れることがあるようで。
実際のところ、最初は Google の Noto Sans CJK を使おうとしていたんで。
フォントとして、システムで使われることが多いと書かれていた表現を使うことで、表示を改善することができました。ちなみに line-height は 2 にしておく必要があるようです。
この日記の表現ではまだ見掛け上はルビが近付いているように見えますが、それは行間が離れているためですかね。