スコットランドの方なんですか?
そういえばエディンバラとかも出てきていましたね。
ディアンヌの罪は冤罪だったんだ。
記憶をころころ消去されてしまっているディアンヌが不憫なところ。
前前前世の英語版をいくつか。
Zen Zen Zense (English Cover)【Will Stetson】「前前前世」
アコースティックな感じの前前前世。
【君の名は。】前前前世、英語で歌ってみた。オリジナルPV(English Cover Original PV) 【Madanai.】
ENGLISH "Zen Zen Zense" Your Name. (Akane & BriCie)
ちょと会話が入ってるやつ。
それにしても、前前前世というのは公式(?)のRADWIMPSによる英語歌詞があるのですが、やっぱりRADWIMPSによるものよりも英語として歌詞を作られた上のやつの方がそれっぽく聞こえますね。
結局、歌詞も詩ですから音の感じがらしいかどうかの方が意味を正確に訳すことよりも大事なんじゃないかなぁ。歌詞を一対一で完全に訳すことなんて不可能なんだから。翻訳することはできてもね。
そこらへんまで来ると訳詩をつける人の感性と語感の問題になってきますね。
というか、聞く側がそれを心地良いと思ったらそれはその人にとっては良い曲なのです。
読了。
https://www.amazon.co.jp/dp/4040725875
これまた大好きなシリースの最新刊です。
竜の姿で生まれ変わってきた 「せんせい」 が、試行錯誤しながら魔法を人々の間に広めていっている話なのですが。
竜の寿命がやたら長いために登場人物たちが巻を追うごとにどんどん入れ換わってしまうのですね。なにせ1巻と2巻の間には400年もたっていたのですから。
3巻でも多くの人が入れ換わってしまっているのですが、竜と同じぐらい長い寿命を持つエルフ(と先生が名付けた種族)のニーナは先生が魔法の学校を開いて村を作ったときからずっとそばにいて、先生は気付いてないのですが、しっかり夫婦してるんですよね。
で、2巻から出ていた人魚(と先生が名付けた種族)のリンもまた人間よりは長命で、しかも得意分野によってはニーナ以上の力を持つ元先生の生徒であり、そのあとで先生もしていた(とあるが話中には出てきていない)し、やっぱり自然に先生の隣りでフォローしてるあたり、こちらも夫婦かい、って感じで。
先生自身は、1巻に出てきた最初の生徒であったアイと結婚したのち死別してからはずっとそれを引き摺っていたんですが、2巻で出てきた、この話の中で重要な役目を果してきた一族の娘のユウキの熱意に負けて再婚してます。そのユウキとも死別してからは、一応、先生は独り身なんですがね。
でも、ニーナはアイと先生が出会う前からいっしょにいるし、リンもユウキが小さいころからずっといっしょにいたわけで。
3巻はそんなリンがヒロイン。
忘れっぽい性格ながら、いつもするどいところを突いてきて、先生の魔法の研究にもいつも新しい視点を与えてきていたんですね。
そんなリンはこの巻の最後にどうなるのか、というところ。
この話はとにかく親しかった人たちとの別れと出会いが必然的に出てくるのですが、ひとつひとつの世代がしっかりと書き込まれているので、全然駆け足な感じがしません。この巻の中でも世代の交代が多くありますが、そのひとつひとつがしっとりと心に残ります。
先生という、人の形を取ることができる竜を中心とした歴史物語なんですが、同時に先生を取り巻く人たちの思いの歴史でもあるので。