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つれづれなるままに

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06-March-2018 暑いのに寒い [長年日記]

_ [日記] あつかったはずなんですよ

昼間はとにかく暑くて。

まぁ、厚着してたというのもありますが。。

でも、家に帰って夜になってきたらやたら寒くなってきて。床から冷えるんですよね。。。

がう。

色々と暇が無い。

きっと下の記事みたいのを書いてるからだ。。。

_ [アニメ][語学][英国] 『七つの大罪』とアーサー王伝説とケルトにその言葉

巨人族の国はスコットランドにあるわけですね。

で、メリオダスが以前にいたのはダナフォール、と。

調べていたら イギリス・ウェールズの歴史-カムログというウェールズ好きの人のサイトで色々と書かれていました。

リオネスについては 漫画 七つの大罪 リオネスとダナフォール王国の謎 にありましたね。

なんと、リオネスというのはコーンウォールのその先のシリ島に昔あった国みたいで。。。Lyonesse そのものはアーサー王伝説とも関係ある王国みたいですね。トリスタンとイゾルデにも出てくるようで。うーん、でもシリ島は Isles of Scilly によるとリオネス伝説のモデルになってる程度みたいな感じでしたが。シリ島はほとんど人が住んでなかったところみたいですが、フェニキア人やギリシア人も来ていた可能性があるみたいですね。

LyonesseはYsとも関係あるみたいです。イースってありましたね、昔。

このサイトの人はリオネスをDumnoniaにあったCornubiaに同定してるみたいですが、どうにもこのコーンウォールとフランスのブルターニュ Bretagne のあたりは文化圏的につながっていたみたいで、ブルターニュの方にも Domnonée と Cornouaille という地名があったりします。まぁ、ブルターニュのブルトン族もケルトの一種ですしコーンウォール語はブルトン語とウェールズ語の親戚みたいで、スコットランドやアイルランドのゲール語とは同じケルト語でも違いが大きいと言います。コーンウォール語のテキストは見たことないなぁ。ブルトンとウェールズはあるんですがね ^^;;

Dumnonia はデヴォンとも語源的に関係あるみたいですが、ここの古代の伝説上の王に Conan Meriadoc というのがいるのはなんかおもしろいな。メリアドクってメリオダスに似てますね。

先のサイトではコルヌビアの王の娘のひとりにイザベラ(エリザベス)というのがいて、それがリオネス王メリオダスの妻となっているという話を紹介していましたが、そこまではさすがに限られたネットの情報じゃたどれませんでした。。(アーサー王伝説で出てきていて、トリスタンの両親がイザベラとメリオダスだとか。ここらへんは版によって違うみたいですが。トリスタンに記述がありました。トリスタンもメリオダスもピクト語語源じゃないかとか書いてあった。)

ちなみに、メリオダスが滅ぼしてしまったダナフォールですが、こちらもシリ島のあたりではないかということです。 Isles of Scilly にもありましたが、西暦400年ぐらいのころにもっと大きな島が小さな島に分裂してしまったということなんですが、それが丁度メリオダスの時期と重なっていたりするという。。。ダナフォールを崩壊させたメリオダス。そしてコルヌビアの王の娘イザベラと結婚してまたリオネスの王となり、トリスタンの父親となったメリオダス、と。ちなみにトリスタンの両親はトリスタンが小さいころに亡くなったみたいなことがWikipediaさんにあったみたいな?

この人の他のページではバンについても、アーサー王伝説のランスロットの父親のバン王かランスロット本人じゃないかと推定していました。

とにかくばりばりにアーサー王伝説と関連がある物語なのは確かなようです。しっかりアーサー・ペンドラゴンとマーリンも出てきてますしね。

ペンドラゴンの方はアーサー王伝説とはまた別のマーリンの伝説に出てくる赤の竜と白の竜の両方を治めることとなったユーサーがペンドラゴンを称したことによるんだとか。ユーサーはアーサーの父親ですね。

ケルト関係は昔から結構興味があって、好きが高じて今までにブルターニュとウェールズとスコットランドに行ったことがあります。

すると次はコーンウォールか!? ^^;;;

あれ、ブルターニュについてのWikipeda記事見てたらフランス語表記の Bretagne の他に ブルトン語: Breizh [brɛjs] ブレイス; ガロ語: Bertaèyn [bəʁ.taɛɲ] とかあった。あ、ガロ語ってフランス語の方言のひとつみたいだな。オイル語ね。yes の意味で oui というかどうかで方言の系統が変わるんじゃなかったかな。oil か oc かでオイル語とオック語と分かれると。方言とはいってもかなり独立した言葉みたいですが。

ん?

さらに謎が。

以前、アルビオンをローマ人がドーヴァーの白い崖を見て名付けたということは調べたのですが、Wikipediaの ブルターニュによるとブリタニアそのものもギリシャ語? Πρεττανικη もしくは Βρεττανίαι から来てるとか書いてあるぞ? (プレッターニケーとブレッターニアイかな?) 紀元前320年代のマッサリアのピュテアスの記述にあるとか。

ブルターニュは元々はネアンデルタールが住んでいて、ホモサピエンスが定住しはじめたのは紀元前35000年代とWikipediaにありました。かなり最近のことですね。

話は七つの大罪に戻って。

メリオダスたちが行ったドルイドの国には巨大な石がごろごろしていましたが、これもケルト文化だと言われています。(もっとも、最近のブルターニュの巨石の研究ではもっと時代が遡ったものだという説もあるようで。遺伝子の分布からバスク語系の言葉を話していた文化だという説があるようです。)

ともあれ、イギリス南部の有名なストーンヘンジの他にも、フランスのブルターニュには多くの巨石遺跡があります。特にカルナックの列石は有名ですね。ひとつの石が垂直に立つメンヒル(モノリスとかメガリスとかも言う)の他に、アニメの中にもありましたがテーブル状の形をしたドルメンなんていうのもカルナック周辺でみかけることができます。

ドルイド自体もケルトの僧侶だとされていますね。

この話での中央のイングランドに相当するのは、結局キャメロットなんだろうか?

キャメロットはどのあたりに同定されてるのかなぁ?

とか。


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