読了。
https://www.amazon.co.jp/dp/9784041083741
流民として育った主人公のメルは、ランタン王国で豹人の姫シャルネの言葉の先生として雇われる。姫は隣国のバツの国へ戦略結婚として出されることになっていたのだが、そのために彼女に人間の言葉を教える必要があったためだった。
やがてメルに心惹かれるようになるシャルネ姫であったが、そんななか、バツの王との縁談が破談となり、ランタン王国はバツ王国と豹人たちの国の間で危機をむかえることになる。
ランタン王の決定は、メルに新しい王としてシャルネ姫と婚姻させ、豹人たちと和解するその先にバツ王国との関係まで見据えたものだった。
帯にもありましたが、確かに王道ファンタジーものかも。
戦記だということもあり、戦のことが結構しっかりと描かれてはいるのですが、その方法としてはかなり甘めかなぁ。でも、そこは王道ファンタジー。人間と豹人とエルフたちの間でメルがどのように振る舞うかに注目です。