読了。いや、本当はもっと早く読むつもりだったのですが。
お隣りさんの真昼は学校でも有名な天使のような人で、才色兼備、何をやっても優秀な女の子でした。
そんな彼女とは接点ができるはずもなかった周は、ある日、ぼんやりと雨でずぶぬれになりながらブランコに乗っていた彼女に遭遇。思わず傘を貸して濡れながら帰ったが、そのせいで風邪で熱を出してしまいます。学校から帰ってきたところで、傘を返そうとしていた真昼の目の前でたおれてしまい、彼女は周のことを看病することになってしまいました。
そこから、周の生活の惨状が気になった彼女が周にご飯を差し入れたりするような交流がはじまったのですが。
真昼は学校では天使と呼ばれていながら、周の前ではどこか壁を作ってつっけんどんな態度をしています。周は周で自分の評価が低く、常に誰かが自分に好感を抱くことは無いと信じていました。
そんな二人が、周の友人や家族との接触の中で、じりじり、っと心の距離をせばめて行き、とある真昼の事情を知ることをきっかけにお互いが好意を持ち合ってることに気付くまでのおはなし。
2巻では、とにかく真昼の態度の軟化が激しくて、周もどきっとしっぱなしなのですが、自分が彼女に好意を抱いても、向うが自分に好意を抱くことは無いとずっと思い続けているあたりがもどかしいかというと、むしろほほえましいところの方が多く感じました。
まだ周の方の事情が明らかになってないのですよね。
続きの話はあるみたいなので続刊が楽しみです。
イラストは1巻は 和武はざの さんが担当されていたのですが、和武さんの方の事情があって2巻からは はねこと さんが担当することになりました。というか、2巻の刊行は はねこと さんの Pixiv の投稿で知ったほどなのでした。1巻の方も新しい版では表紙カヴァーが はねこと さんのものになっています。中は和武さんのものでしたけど。
ネットでも話題になってたみたいですね。はねこと さんのイラストは和武さんのうまく下敷にして作られていていい感じになっています。
神椿の春猿火のカヴァー。
Guianoの無題のラップバージョンということで。
強い強弱のリズムが印象的です。
この前出た曲の360度MVです。
スマフォでは移動するとぐるぐる回るんでしたっけ?
PCでもマウスでドラッグすると画面が移動します。