読了。
元格闘チャンピオンで無表情なマリーは、人間を信頼できない金持ちの実業家アーサーのところに、ロボットのメイドのかわりとして雇われました。学費を出してもらうことを条件に。
いくら無表情とは言っても、心はあるわけで、何度もばれそうになりながらも、どこかずれたアーサーは常にアーサーの身を守ってくれる「ロボット」のマリーを信頼し、心を許すようになってきています。
そんなマリーと、人間不信のアーサーの恋のコメディー。
今回はマリーもてこずるような暗殺者があらわれます。しかも、彼はマリーの正体に気付いてるらしく……。
この話好きなんですよね。マリーとアーサーのずれてるんだけど、どこか通じ合ってる関係が良いです。
今回はモリアーティーが全然出てきませんでした。
まぁ、サブタイトルが四つの署名でしたからね。完全にホームズの方のターンなわけだ。筋も基本的にはホームズの原作に沿ったものになっていたと思います。ただ、この話はミルヴァートンにホームズが対峙するためのきっかけに使われたみたいですね。
原典の The Sign of Four はタイトルそのものが色々と考察がされてるものだったりするようで。版によっては The Sign of the Four となってるものがあるようで。最初のアメリカで出た版は the Sign of the Four; or The Problem of the Sholtos だったのですが、そのあとで英国で出た版ではふたつめの the が省略されて The Sign of Four のタイトルで刊行されたらしいです。日本では新潮社版のタイトルの四つの署名が有名ですが、sign は必ずしも署名の意味ではないので、別の訳し方をされてることもあるようです。
Wikipediaみてておもしろいと思ったのは、映像化された作品についてですが、定番と言われるグラナダTVによるJeremy Brettのホームズでは The Sign of Four は The Return of Sherlock Holmes に含まれてるし、Benedict Cumberbatch の Sherlock ではタイトルが The Sign of Three になっていたりするみたいで。四つの署名はホームズ譚としてはふたつ目に作られた作品ですが、それが「帰還」に入ってくるとは…。。
VESPERBELL の カスカ と ヨミ によるカヴァー。
VESPERBELLの1周年みたいで。
ヒロアカの今のシーズンのOPですね。いい曲です。
Danie Green によるラテンスペイン語歌詞によるカヴァー。
NHKの 不死のあなたへ の宇多田ヒカルによる主題歌、PINK BLOOD のカヴァーです。
ありそうでなかったやつ。
旧作劇場版エヴァの Komm, süßer Tod の Jazz アレンジカヴァーですが、こういうのって思ったよりもたくさんあるんだろうか?
軽快なテンポのカヴァーですが、歌詞はかなり暗いんですよね……。