読了。
1巻では騒がしさが目立っていた主人公ですが、2巻では一転して少し影のある描写となってきています。LBGTな話です。
お茶らけてみせてるレイですが、今回はあっさりとまじめに友人たちにカミングアウトしてます。でも「好きになった瞬間から誰よりも遠い」と、周囲から認められてもらえないことも受け入れられないことも認識しているというモノローグが深いです。
受け入れてはもらえてないが、少しづつ、認めてはもらえるようになっていってるようですが。
1巻ではとにかく毛嫌いしていたクレアも、なんのかんの言いつつも曲ったことが嫌いな彼女は、訳もなく偏見を持って接するのは違うのだ、ということはわかってるし、主人公のレイに対する態度も少しづつ変わってきてるような気がしました。
アニメ化して欲しいマンガランキング2021で5位にランクインした作品らしいです。それだけ語り口がうまいんだと思われり。漫画は 日本へようこそエルフさん。 のコミカライズも担当している 青乃下。ニコニコ静画に私の推しは悪役令嬢。が掲載されたときも、コメントで エルフさん の人だ、とあったので、よほど評判が良い人なんでしょう。(わかる。) 実際コミカライズな表現だけでなく、シリアスな場面だったり心理描写だったりとうまいな、と思うところしばしばなので。この漫画も 青乃下 が描いてたというのが読みはじめたきっかけでもあるので。
色々とタイムリーな話で。
映画のFGOが円卓の騎士を題材にしていましたが、アーサー王伝説は多くの断片的な話があって、互いに矛盾しあっていたりするからかなりわかりにくいです。
TVアニメの七つの大罪もアーサー王伝説と連らなりのある物語で、登場人物にまんまアーサー・ペンドラゴン王が出てきます。
ニコニコ静画で続編の黙示録の四騎士が掲載されていたので関連して調べてみたのですが。
黙示録の四騎士の主人公のパーシバルはまんまアーサー王の円卓の騎士の一人パーシバル Percivalですね。ウェールズ語で Peredur [pɛˈrɛdɨr]とも読むらしいです。ペレディルかな? ガラハットとともに聖杯を臨んだ騎士のひとりですが、聖杯を持ち返ることはできなかったみたいな?
四騎士というのは円卓の騎士のうちのだれかでは、と考察してる人がいるのですが、有力なのはトリスタン Tristan/Tristram と ランスロット Lancelot ですが、トリスタンは Le Morte d'Arthur (アーサー王の死) の中で 2代目のLyonesseの王 Meliodas と Elizabeth(もしくはIsabelle) (Maloryの版) の息子 ということになっています。文献によっては母親の名前が違うようですが。Meliodas は King Mark of Cornwall の縁者みたいですね。ランスロットは King Ban と Elaine の息子ということになっていて、湖の妖精に育てられたことから湖の騎士と呼ばれたようで。 Elaine は Ban王と同じく初期の円卓の騎士であった Bors の妻の Evaine の姉妹らしいそうで。Bors が Elaine の兄かと思ったら違うのか。名前違うもんな……。
と、まぁ、七つの大罪とアーサー王伝説はかなり関係が深い話となっておるのですね。
アニメ版の七つの大罪はかなりグダグダ感が増しているわけではありますけど。
Re:AcT公式。花鋏キョウと獅子神レオナのコラボ。
この二人のコラボのやつはRe:AcT公式チャンネルに上げることになったのかな?
神椿のヰ世界情緒と花譜のオリジナル。
スマートフォン向けゲーム「ブラック・サージナイト」イメージソングということだそうで。
やっぱり、コラボじゃなくて二人いることを意識して作り込まれた曲というのは強いですね。それぞれのパートをただ歌ってるのではなく、二人の声が歌の中に配置されてるというか。
MaiRのカヴァー。
「これを辞めろだ?そうか分かったぜ死ねってこったな?」