読了。
シリーズ三作目。これで完結なのかな。
屍人のはびこるこの滅びかけた世界で、高校生の少女由貴と帆乃夏は、あらたに仲間に加わった8歳の、魔術師としては由貴よりも先輩になる羽衣といっしょに世界を取り戻そうと意思を固めました。
ウィルスのように蔓延している屍人は魔術によって作り出されたもので、それには原因があるはず。そしてそれを倒すための鍵は、由貴の先祖にあたるサウスゲート家にあるかもしれない。
少女たちの最後の冒険がはじまる。
おもしろかったですよ。
暑さのせいなんですかね。
午後からかなりぐたっとしてしまってました。
狭い仕事部屋なので、もしかしたら酸欠になっていたのかも?
しかも空調からは排水が滴り落ちはじめたし。むーん。
人材登用の回。
こういう話はその世界観がどうというよりも出てくる人物がどれだけそれらしいかと、その人物たちのやりとりがどれだけらしいものになるか、ということに話の説得力が問われる気がします。
この話は結構故事とかを下敷にしたりしてるのかな? EDには中国の故事を元にした言葉がいっぱい出てきていますが。それは説得力を持たすためのかなり有力な手段ですよね。
今のところ結構それっぽい感じになっています。ただ、あの宰相の扱いは難しいな。自分と並び立つような知力の持ち主が相手だったら仕える意味は無い、というかモチベーションが沸かなそう。側近の言葉が理解できてそれを実行できる者の方が良いというのはよくあるパターンですが。