2期がはじまりました。
相も変わらずクオリティーが高いです。
デッドエンドの3人はすっかり馴染んできているわけですが、それでもまだ軋轢はあるようで。プライドの高いエリスをこてんぱんにしたのは後に引きそう。
さり気なくロキシーが同じところにいるみたいなのですが、みごとに擦れ違っているし。
初回。
宇宙開発競争をしていたころの米ソをモデルにした物語で、宇宙開発で先行していたソビエト風の共和国で、人を実際に宇宙に運ぶ前の実験体として、人間に近い存在ながら人でないため人権が存在しないとされた吸血鬼を宇宙に送ろうとしていた、というもの。
タイトルにあるノスフェラトゥ Nosferatu というのは吸血鬼の総称で、ブラム・ストーカーの小説および、その非公式な映像化作品であるノスフェラトゥから使われてるとされる言葉みたいで、語源ははっきりしないらしいです。(Nosferatu (word))
ストーカーの小説の前にもWilhelm Schmidtによる論文の中にnosferatuの単語が出てきていたそうです。他にも nosferat という形でも表れることがあったようで、吸血鬼の意味の他に広義にインキュバスやサキュバスなども含んだものでもあったそうな。でも、吸血鬼伝説のあるルーマニアの言葉には該当する単語は存在しないみたいです。
一説によるとギリシャ語の νοσοφόρος (nosophoros = disease-bearing) が語源だとすることもあるらしいのですが、どうも辞典にも一般形の用例が無いような? と先のWikipedia のリンクのところにありました。
古いスラブ系の言葉との関係も示唆されていますが、いずれにしろ、実際に使われていた気配があまり無いみたいです。
スラブ語との関連でソビエト風の国家に吸血鬼を結びつけたんですかね。
作中に時々キリル文字的なものが使われていて、登場人物の名前もロシア風です。でも、公式ページに出てる文字は似非キリル文字なので、架空の世界ということは貫かれているのでしょう。もっとも原作についてのWikipediaを見るとロシア語のタイトル Луна, Лайка и Носферату とあったので、米ソがモデルなのは隠してないのかも。
OPは ALI PROJECT によるものなのですが、どことなくスラブ民謡っぽい雰囲気があっていい感じ。(ALI PROJECT風と言ってしまえばそれまでかもしれませんが……。)
ちなみに、ライカというのはカメラのライカじゃなくて、おそらく旧ソビエトで初めて宇宙を飛行した生物であるライカ犬にちなんだ名前だと思われます。作中でも犬が宇宙をはじめて飛んだと伸べられていますし。作中の宇宙飛行士たちの街もライカ44という名前だったり。
先日配信があったのですが、Virtual YouTuber の somunia が Ficty から独立するとのアナウンスがありました。
【大事なお知らせ】
— somunia info (@somunia_staff) October 1, 2021
2021年10月1日より、IPプロダクション Fictyより独立し、フリーで活動する運びとなりました。詳細は以下画像をご覧ください。
今後もsomuniaとしての活動を続けてまいりますので、変わらぬ応援のほどよろしくお願いいたします。
somunia pic.twitter.com/M7GfPxZ3hd
somunia は元々個人勢として活動を開始したのですが、途中から Ficty 所属になり、また個人での活動に戻ることになった、ということみたいです。
このところ独立するVtuberも増えてきましたね。茨の道だと思いますが。。
Selphius による ドイツ語歌詞カヴァー。
久しぶりの動画になるかな。
原曲はかなり不気味な雰囲気のあるものですが、きれいな声で不穏に歌い上げているのでした。