初回。
この $r=1-\sin\theta$ というのは極方程式というやつのひとつで、カージオイド曲線 cardioid というらしい。(実際は $r=1+\cos\theta$ の方がカージオイドみたいですが。横倒しの形になります。)
右のは Libreoffice の Calc で描いたこの曲線です。
要するにグラフ化するとハート型みたいな形になる、というやつです。
ま、そういうこと。
カージオイド曲線は καρδιά (心臓) と είδος (形) から来てる言葉だそうで。
角度が $\theta$ のときに原点からの距離が $r$ になるので、簡単に x-y 座標に変換できます。
$$ x = r\cos\theta = (1-\sin\theta)\cos\theta $$
$$ y = r\sin\theta = (1-\sin\theta)\sin\theta $$ とすれば、あとは $\theta$ に 0~2π の数値を入れてグラフ化すれば右の図ができあがります。
といった甘々な(?)話がまた始まるのでした。
初回は1期のラストのオキシトシンのエピソードを引き摺ってのもの。でも、最近はオキシトシンがそこまで確実に気持を表わしてるかというのはわからないのだ、という話がありますがね。