金星探査機の あかつき ですが、今朝逆噴射をかけました。
ところが、その後信号をロスト、低利得アンテナでの受信の確認、中利得アンテナでの受信と、かろうじてつながっている状態みたいです。現在、まだ あかつき が金星周回の軌道に乗ったかかどうかは、まともなデータが下りてきてないのでわからないという状況みたいです。
とにかく、通信がつながっているので、生きていることはわかっているし、電波の強弱の周期から10分間に1回ぐらいで回転してるみたいだということはわかってるみたいです。
見てないのですけど、ニコ動の方でも記者会見の様子とかが見れるみたいです。頭の悪い質問がかなり出ているとか。松浦氏のツイートによると、はやぶさ のときも最初はこんな感じだったらしいです。はやぶさ のときのプレスももう入れ替わってしまっているため、また1から勉強会をやっているという状況みたいです。でも、プレスの方から積極的に質問が出てくるのはよいことなのではないかなぁ。もっとも、それに時間を取られすぎて、プロマネとかが状況を確認しに行けなかったりするのはどうかとも思うけど。
旧NASDA系の衛星の場合、なにかトラブルが起きてもそんなに大袈裟に騒がれることもなかったのですけど、ISAS系の探査機の場合、今回みたいに一発勝負みたいなところがあったりするものだから、結構センセーショナル的にとらえられるのでしょうかねぇ。まぁ、はやぶさ の直後ということもあって、ホットになっているのでしょうね。
軌道決定は明日までにできるみたいですけど、軌道の修正は明日中にやらないといけないんだそうです。それでJAXAの方もあせってる状況なのですね。