金星探査機 あかつき ですが、予定されていた12分間の逆噴射が途中で終わっていて、2分30秒後には姿勢が36042度回転する状況になり、それでセーフモードになったみたいですね。
当然、ΔVが足りてないので、金星周回には入れなかったようです。
6年後の2016年に再度金星に接近するということなので、そのときに再チャレンジするということだそうです。
今は何故噴射が中断されたかどうかの原因究明が大事ですね。スラスター回りのトラブルだとすると、再チャレンジは困難になりますから。
今回、逆噴射が中断されたことによって、燃料はかなり残っているらしいので、このままの状態を維持できれば6年後の再チャレンジは可能なんでしょうけど。
これまで何のトラブルもなく来た あかつき も、ここにきて困難にぶちあたったわけですね。6年は長いからなぁ。その間にトラブルが発生しないことを祈ります。
その一方で、ソーラーセイル実証機のイカロスは あかつき のあとを追って順調に飛行してるみたいです。金星への最接近時には距離が5万キロ程度になるようですね。