朝、7時ごろに起きてきて、簡単に朝を食べ、8時ごろに家を出ました。
西武線で高田馬場まで出て、そこから山手線で日暮里まで。さらに常磐線で北千住まで行きました。まぁ、乗り継ぎの時間に余裕があるから、と、ジューサーバーでジュースを飲んで、とりあえず連れがトイレに行きました。ところが電車が発車する時間が近付いてきたのに出てくる気配がありません。思わず携帯で電話したところ、ちょうど出てくるところだったみたいで。あわてて特急のホームへ。ところが特急列車はかなり離れたところに止まっていたのですね。あわてて駆けてって携帯の特急券を見せてなんとか特急にすべりこみました。今日の特急は席を予約してあったんです。
特急の列車の中にあったパンフに日光の案内とか割引チケットとかあったのでゲット。車内販売でアイスを買って食べたりコーヒーを飲んだりしているうちに日光に着きました。
とりあえず、荷物をコインロッカーにあずけ大通りを東照宮の方まで歩きました。
途中食事をするところを探したのですけど、目星を立てていたところは予約で埋まっていました。そこで、ちょっと戻ったところにあったそば屋の江戸っ子という店に入ってみました。ゆばそばというのをたのんだのですけど、おいしかったです。ざるそばとゆばの小鉢のセットなのですね。あとで調べてみたら、どうやらこの店はかくれ名店だったみたいで、結構評判のよい店だったみたいです。
そば屋に入るあたりから天気が崩れはじめていたので、傘を取りに駅の方まで戻りました。ロッカーに入れた荷物の中に傘を入れてきてしまったのです。まぁ、ロッカー代が余分にかかってしまいますけどしょうもないか。
もういちど来た道を戻って、大谷川(だいやがわ)にかかる東照宮の参道にかかる橋の神橋のあたりに来ました。そのあたりに東照宮のチケットがあるかなと思ったからです。そこにはありませんでしたが。
で、東照宮の入口の階段を登りました。
その途中で、横の方に苔むした石段があったので、おやっと思って行ってみました。なんか拝観料とか取られないところだったのですけど、西暦800年代からあるような古い神社がそこにありました。このあたりが日光の発祥の地なんだそうです。へー。とか思いながら道を行くと、輪王寺がありました。でも、なんか時計を見るともう14時ぐらいで連れの両親との待ち合わせの時間まであまりなかったのですから、そこは飛ばして東照宮の方に行ってみることにしました。
で、東照宮の参道に行きついたのですけど、ちょっと待て。かなり規模がでかいぞ。さっきの日光発祥の地の神社の規模からして、そんなにでかいとは思っていませんでした。参道の入口近くのところに拝観券を販売してるところがあったので、東照宮券を買いました。
参道をえっちらほっちら歩いてはるかかなたにある鳥居をくぐりました。
表門のあたりでチケットをもぎっていました。
入ってすぐ左の厩舎のところに有名な三猿の浮き彫りがありました。三猿は8つの猿の一生を描いた浮き彫りのうちのひとつだったのですね。
手水では手と口を清めるついでに水を飲みました。ここの水はほんとうにおいしいです。
鳥居をくぐって、さらに陽明門をくぐってすぐ右に行ったところにこれまた有名な眠猫があります。ここは東照宮券についている奥の宮のチケットが必要だったりします。二社一寺共通券ではここは入れないみたいです。眠猫は徳川家康の遺体が収納されている奥の宮の方へ行く階段の手前のところに入口のすぐ上にありました。
奥の宮に行く階段はかなり急で、しかも石と石を継いだあとのない一体になったものだったりします。上に登り切ったところにお茶の自動販売機があったので、お茶を買って飲みました。なんということはない普通の伊藤園のお茶だったのですけどおいしかったです。なにせ色々と上ったりなんだりで暑くなって汗だくになっていたのです。
家康公の埋葬されている宝塔をぐるりとまわったところに、願いごとをかなえてくれるという杉のむろがありました。お賽銭をあげて手をあわせてから、また階段を下りました。結構足に来ます。そういえば、奥の宮の方では唐銅なるものが使われているのですけど、なんと金銀銅の合金なんだそうです。
東照宮の本殿の方に戻ってきて、拝殿の中に入りました。拝殿の前の唐門は現在修復中なためよくは見えなかったのですけど。拝殿のところで、宮の人がいろいろと説明していました。なんでも、本殿に続くところの床は漆が塗り換えられたばかりなんだそうです。その職人さんが作った漆塗りの箸とかも売っていました。ここでは匂い袋のお守りを買いました。
拝殿を出て陽明門をくぐり、右手(東照宮の正面から見ては左)の方にある本地堂に行ってきました。ここも東照宮券の半券が必要でした。ここは有名な鳴き龍があるところです。天井に描かれた龍の絵の頭の下で拍子木を打つと、びいいいんと反響が聞こえ、これが龍の鳴き声だと言われてるのでした。昔はここでは手を打って反響を確かめてたと思ったのですけど、今はやっぱり聞こえやすいように拍子木にしたのかなぁ?
表門を出たあたりで、待ち合わせの時間の16時の10分か20分ほど前になっていました。とりあえず連れの親に電話を掛けたかったのですけど、特急の中でみつけたクーポンが使える店に寄りたかったので、まずはそこに行きました。すぐ近くにあって良かった。
連れが電話を掛けようとしていたのですけど、なかなかつながりません。それに店の方も閉店の準備をはじめていたので、これはいかんと先に目的のものを買うことにしました。イチゴミルクのかき氷です。連れが電話と格闘しているあいだに私が注文を取ってきました。そして、かき氷ができて席まで運んだあたりで、連れの親に連絡が取れたようです。
折りしも雨が急に降ってきて、空をひっくりかえしたような雨になってきていました。
で、連れが驚愕の事実を親から聞かされていたのでした。
なんと、宿の予約をしてあるのは明日からで、なんと私たちは一日早く来てしまったことになっていたのでした。パニくる連れ。パニくる連れの親。なんと連れの両親はそのとき上野でハリーポッターの映画を見ていたんだそうです。むこうもびっくりしただろうなぁ。でも土曜から私が休みだということは伝えたはずなんだけどなぁ。
整理すると、連れの親は旅行を7日から9日と考えていたのですけど、連れの方は6日から8日までと思っていたのです。そういえば手帳には9日まで線が引いてあったなぁ。
まずはかき氷を食べましたが、雨が弱まる気配がありません。
このまま帰るわけにもいきません。無駄に東京まで往復することになるからです。
雨足が弱まってきたところで食器を返して参道を戻って神橋の近くまで行きました。
大通りの途中にあった旅館で空室があったことを思い出したので、そっちの方に行こうかと思ったのですけど、ふと、明日泊まることになっているホテルに空室はないかと考えたのです。
折りしも、震災の影響か盆休みの1週間前とはいっても観光客が思ったより少なかったのです。もしかしたら空室があるかもしれません。」
駄目元で、電話をかけて交渉してみたところ、食事は出ないけど、素泊まりで部屋があるとのこと。とりあえず外で食事をするということで、チェックインは19時すぎということで電話を切りました。
やれやれ。旅行が一日増えました。
一日増えた分の下着とかを手配したいし、荷物を駅まで取りに行かなくてはいけないです。
と、ちょうどそのときにバスがやってきたので飛び乗りました。なんとSUICAが使えました ^^
東武日光駅まで戻り、その近くのサンクスで下着と明日の朝食を入手しました。ロッカーから荷物を回収して、それから大通りを東照宮の方まで歩きました。そして、夕飯はその途中にあったガストで食べました。
それにしても、このあたりは店が閉まるのが早いです。
東照宮は17時ごろに閉まるのですけど、それに合わせて商店も閉まってしまうのです。ほとんどのレストランも閉まってしまいます。さすがにガストは26時まで営業してるみたいでしたが。まぁ、助かりましたよ。
それからまた延々と大通りの坂道を登りました。
神橋のところをすぎて、さらにずんずんと。
一向にホテルにたどりつきません。途中に二荒山神社への参道があったので、こっちから行くと近いね、とか話していたのですけど、そこからもさらに歩かないとホテルにはたどりつけませんでした。
結局のところ、駅から神橋のあたりまで約1.5キロほどあって、ホテルはさらにその倍の距離のところにあるのでした。
ホテルナチュラルガーデン日光にたどり着き、無事チェックイン。
部屋は二日間同じ部屋を使うこととなりました。
まずは荷ほどきをして、それから大浴場の温泉に。日光ってみんな硫黄泉なのかと思っていたのですけど、それは湯本の方なんですね。このあたりはアルカリ単純泉なんだそうです。疲労回復に効くということで、今の私たちにはぴったりです。
温泉と露天風呂につかって汗を流してから部屋に戻りました。
このホテルは1階で無線LANが使えるということだったのですけど、一部の部屋でも使えることがあるということで、駄目元で試してみたらつながりました。
ということで日記を書いています。
明日はまた二社一寺のあたりを観光して、そのあとで連れの両親と合流する予定です。