旅行中のレポートでは書かなかったのですけど、今回、現金はほとんど使わないでほとんどカードですませてしまいました。
10年前は、まぁ、ほとんどがカードの磁気の部分をスライドさせて読み込ませるタイプが多かったんですけど、まだカードの上に複写式の紙を2枚置いてガッシャンコとカードの刻印を印刷するタイプがまだ残っていました。
でも、今回は磁気を読み取る方式すらほとんどありませんでした。大体ICチップ式に移行してしまっているんですよね。どこでもかしこでも、プリンターのついた電卓みたいな機械の下の部分にカードを差し込んで、あとはPINコードを打ち込むだけ。最後にREMOVE CARDと出るので、カードを引っこ抜くと、プリンターが動作して、店と使用者の控えが印刷されます。店の人がびりっと控えを切り離して渡してくれます。
ロンドンって、何かと不便なところがある街なんですけど、こういうところはやっぱり先進国なんだなぁと思ってしまいました。日本よりも先を行っていますね。
10年後にはどうなっているんだろうなぁ。
まぁ、10年もたてばかなり変わるというのは、おととしに台湾に行ったときにも思ったんですけどね。10数年前にはじめて台湾に行ったときは、MRTもなかったし、かなり昔の東京を彷彿させる様子でした。MRTがなかったので、どこに行くにも歩きでした。さすがに故宮に行くときはタクシーを使いましたけど、帰りはタクシーをひろえなかったので、士林経由で歩いて帰りました。台北市内まで。旅行中の台北の街中の移動もすべて歩きでした。バスは通っていたけど、旅行者には使うのが難しいものだったんですよね。
今はMRTも通っているし、バスの会計も悠遊卡でピッですみますし。便利な世の中になったものです。台湾でもPOS端末じゃないけど、カードを利用できるところが増えてきてるし。