今朝はまだ不調をひきずっていたのですけど、出社するときに電車の中で寝ていたらちょっと復活してきました。
ちょっと前の1月14日の日記の後半で中国の民族と中国語の歴史について取り上げたのですけど、必ずしも一般に認められた説ではなかったみたいですね。追記にも書いたのですけど、出典とした書物をさっき見てみたら、普通この手の本には必ず付いている参考文献がまったくなかったので、おかしいなとは思ったのですけど。漢民族が漢の末期に一旦滅びたと出典の本にはあったのですけど、文献の記述だけで人口を推定するのは危険であるとWikipediaにありました。
まぁ、ひとつの説であるということを念頭に置いておかないといけないということですね。
今日は結構寒くなってきているのですけど、今晩から明日にかけて東京でも雪が降るという予報になっています。東京で5センチの積雪ということですけど、うちのあたりではもっと積るんじゃないかなぁ。
NHKのブラタモリで今日は国分寺でした。武蔵の国国分寺跡を巡ったり、奈良時代からの大通りの跡に行ったりしていました。国分寺の跡は今も発掘調査が続いているみたいですね。道の方は車道がそこを通る予定だったのですけど、車道を横に通して、大通りを歩道として残したんだそうです。そのまま北に行って左に折れてずっと行くと平城京へと続くんだそうです。古代の都と地方の国分寺を結んだ街道の跡なんですね。東京都の地理的な重心の場所にも行っていました。まぁ、確かにあのあたりがまんなかへんだよなぁ。多摩川に注ぐ野川の源流にも行っていました。今は日立の研究所の敷地内にあるところを特別に見させてもらったんだとか。あと、あの三億円事件で車が乗り捨てられていた現場も国分寺にあったのですね。
国分寺はいつも通勤で通っているけど、駅から離れたところにはあんまり行ったことないからなぁ。
でも、ブラタモリは東京を中心に結構身近なところを回っていたりするので、いつもおもしろく見ています。
米国のGoogleとか英語版Wikipediaが、米議会が検討しているオンライン違法コピー(海賊行為)防止法案に反発して色々とやってるみたいです。同法が通ると、著作権上の問題があるとされたサイトへのアクセスがブロックされたり、削除処置が取られたりする可能性があるということで、ネット上の表現の自由を阻害するものだと反発する人達がいるわけです。米国の著作権法もなんかおかしいからなぁ。ミッキーマウス法案とか。ミッキーマウスの著作権が切れそうになるたびにその期間が延長されてきたというやつ。
日本の著作権も問題がないわけではないです。日経の記事にあったのですけど、米国でサービスが始められている、音楽共有サービスが、日本の著作権法の不透明さから日本でのサービスがはじめられない事態になっているんだとか。JASRACなどの主張によると、サービス自体は合法だけど、データを所持するのはサーバーを持つ団体になるので、その団体は著作権料を支払わなくてはならないんだとか。各国で始まったサービスは無料でパソコンやスマフォでデータを共有することができるのですけど、日本でそれが導入されたときには、サービスを提供するところに費用が発生する可能性があるというわけです。
日本の音楽に対する著作権関連はかなり難しい問題をはらんでるんですよね。著作権が切れてない曲に使用料がかかるのはまぁ普通なんでしょうけど、一般の人が曲を作ってそれを公開するためにJASRACに登録されると、その曲を自由に配信することができなくなるんだとか。
インターネットの世界ではfreeという概念が広く使われていますけど、現行法は技術の進歩に追従しきれていなくて、色々と現状と合わなくなってきてるところがあるんだよなぁ。