今日は午前中は寝ていました。なんか夢見は悪かったのですけど。学校の先生になんか説教されて、自分の席のまわりのゴミをかたづけていたという変な夢。
昼はおうち麻婆豆腐丼。ちょっと汁っぽかった。
で、すぐに渋谷へ出発。
今日は渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されている、フェルメールからのラブレター展~コミュニケーション:17世紀オランダ絵画から読み解く人々のメッセージ~を見に行ってきました。
まぁ、今日は東京マラソンの日だったし、ちょうど行ったときに団体客が入っていたこともあるし、それにいつもと違って午後からの鑑賞だったこともあるかもしれないけど、会場はなんかやたらと混んでいました。今まで行ったフェルメールの展示の中で一番混んでいたんじゃないかなぁ。
展示はおきまりのオランダの同時代の風俗画の展示から始まりました。特に目新しい展示はなかったなぁ。まぁ、今までとテーマが違うから、見たことのない絵ばかりだったはずなのですけど。でも、いつものデ・ホーホとかヤン・ステーンとかの名前を見るとおなじみの面々だなと思ってしまいます。
前半の鑑賞中に、近くにいたカップルがちょっとうるさくて気が散ってしょうもなかったです。なんか絵を見に来たのかくっちゃべりに来たのかよくわからないという感じ。ハンバーガーがどうとか関係ないだろって。まぁ、うちらの方がゆっくりと鑑賞していたので、そのカップルはさっさと行ってしまったようですけど。
今回の展示の目玉はフェルメールの絵が3点来ていたことです。「手紙を書く女」と「手紙を読む青衣の女」と「手紙を書く女と召使い」の3点です。特に、「手紙を読む青衣の女」はつい最近修復があって、そのあとの初めての公開となったそうです。古くなったワニスとかを溶かして、下地の本来の色を蘇えらせたということで。確かに強烈なフェルメールブルーが効いていました。フェルメールは鮮やかな青を出すためにラピスラズリを使っていたんですよね。
それにしても、日本人はフェルメール好きだよなぁ。ここ10年で、一体何回日本にフェルメールの作品がやって来ただろう。
ちなみに、今回の展示は京都、宮城に続いて日本での展示の最後になっています。
今回の展示で、あと気になったのは、魚を扱った絵が結構あったことです。しかも50センチはあるかという結構でかい魚がごろごろ部屋の中に置いてあったりして。当時の男性は海に出ることが多く、家を離れたときに家族とのコミュニケーションの手段として手紙が使われたということです。当時は封蝋を使った個人宛ての手紙の秘密が守られるようになった時代でもあって、手紙が盛んになっていたということです。そして、手紙をテーマにした絵も盛んに描かれたようですね。
フェルメールの展示は今年にもう一回あったりします。(確か今年だと思った。) 例の「真珠の耳飾りの少女」(青いターバンの少女)がまたやってくるのです。フェルメールの絵の中では一番有名なものなんじゃないかなぁ。何年か前に映画もやっていたし。
ちなみに、その公開の2週間前には「真珠の首飾りの少女」もやってくるらしいですね。こっちは日本初公開です。今年は贅沢な年だなぁ。
首飾りの方はこちらを参照。もう前売り券が発売されているようです。上野の国立西洋美術館でやるみたいです。
耳飾りの方はこちらを参照。こちらは上野の東京都美術館で開催されるみたいです。前売り券は3月22日からみたいですね。
Bunkamuraを出てから、ちょっとジュンク堂に寄って、それから東急の地下のパリヤジェラーとに寄りました。それからお惣菜としてベトナムの揚げ春巻を買いました。
それから某所のパーティーに。
今月の誕生日の人はひとりしか来ていませんでした。なんと。
かなり盛り上がっていたなぁ。人もいっぱい来てたけど、料理もいっぱいあったので、今回はみんな喰いっぱぐれることはありませんでした。
終電のちょっと前に乗って、一応日が変わる前に家にたどり着きました。
今大体26時ぐらいです。これから風呂入って寝ます。