東京でも35度を越えたみたいです。
外はどこもかしこも暑いです。
そのかわり、空調が効いている室内がやたら寒いんですよ。
クールビズということで室温は28度に設定してあるはずなのに、空気が冷たく感じるという。。。
まだ朝のうちはよかったのですけど、これって時間がたつにつれてどんどん寒く感じるようになってくるんですよね。
かなり辛くなっていました。
帰りの電車の中で、左手の方に電車の空調の風が当たるのですが、神経痛で辛かったです。
小平でですが、電車を待っていたら後の方から大きな声で「こらー!」という声が聞こえました。そっちの方を見てみると、筋肉質の男が学生のカップルを追いかけて何か文句言っています。ものすごく大きな声で、青筋を立てながらわめいているのですけど、何を言っているのかよくわかりません。かわいそうに、男の子の方は追いつめられて、「おまえなんか人間じゃない!」とかまで言われていました。暑くなってくると色々な人が出てくるからなぁ。こういうのにからまれたらどうしようもないものなぁ。男は筋肉質だし声が大きいから相手を威圧してそれで押し切ってしまうんですよね。相手は体力でも声の大きさでも負けてしまうので追いつめられてしまう。男の子はかなり心に傷を負ったんじゃないかなぁ。
人の言うことを聞かないといえばエジプトの現状。
アラブの春で民主主義を勝ち取ったはずの国で、軍部がクーデターを起こし、選挙で選ばれた大統領を監禁してしまって。
今日のクローズアップ現代で、普通の考えだったら次の選挙まで待ってそれで意見を通すものですよね、と言っていましたが、それは日本の常識であって世界の常識ではないし。選挙制民主主義というのは、選ぶ側と選ばれる側の間に紳士協定があるからこそ成り立つのであって、権力は経済力や軍事力によって左右されうるものであると。もちろん、政治的手腕がずば抜けている人物がそこらへんの関係をうまく釣り合いを取ることもありますけど。欧米の民主主義は理想であっても永続するものかどうかは誰にもわからない。
実際に、宗教やイデオロギーの問題で、世界中で問題が発生してるわけで。
みんながみんな相手のことを考えられるようになればいいのですけどね。
誰にもそこに答があるかどうかを知らない。
スケートのことではなくて、人形の方。
まぁ、人の形をしてるとは限らないので、人形というのは違いますよね。
NHKのプロフェッショナルで、海洋堂の社長が取り上げられていました。
とことん、自分のやりたいこと、好きなことをやるという会社なのですが、ちょっと聞くと経営者としてはどうかと思ってしまう感じです。
でも、番組が進むにつれて、そこには大きな覚悟があることが明かになっていきます。
好きなことを続けることができない日々を長く続けたのちに、きっかけをつかみ、自らの退路を絶ち、それに専念する。
そうして自分達の夢をつかみとったのですね。
あれはかなり好きを突き詰めなければできないことだよなぁ。
人が好きなことをするのではなく、自分が好きなことをやる、というのは、いわゆるプロフェッショナルとしてはどうかと思いますが、プロなんですよね。
私が仕事をはじめたころは、プロとは仕事の質と量をコンスタントに続けていける者のことだと教育されたのですけど、それはそれで確かにプロ。
ただ、今にして思えば、それは当時の日本でのプロの定義でしかなかったのかもしれないです。
コンスタンスな質を保つことは大事ですが、その後のバブルの崩壊などを経て、質でも量でもなく、個々のニーズをとらえて臨機応変に対応できることが必要になっていきました。
そして、今はまた新たな考えが市場を席巻してますね。アメリカ式の利益至上主義ですね。でも、日本の社会の体質としては旧来のものも保ちつつあるわけで、その間にはかなりの軋轢が生じているような気がします。
先の海洋堂の例みたいのが増えるのが良いというわけではないと思うのですけど、利益至上主義には異議を唱えたいなぁ。