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つれづれなるままに

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13-August-2013 マンガのちから [長年日記]

_ [展示] 手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから

今日は連れはオカリナ関係ででかけるので、高田馬場まではいっしょしました。

私はそこから東西線に乗って、九段下で半蔵門線に乗り換え、清澄白河駅まで。

そこからすぐのところに東京都現代美術館があります。

そこで開催されているマンガのちから展に行ってきました。

正直、原稿にはそれほど期待してなかったのですが、大量の原稿の、しかも効果的に狙ったページを展示してありました。

テーマも、手塚や石ノ森が残してきた業績を追うようにして非常におもしろく展示してありました。

最初は手塚治虫を慕って集まってきたトキワ荘の面々がこの日本の漫画の原点なんですよね。彼等の仕事のもとで今の日本の漫画の礎が築かれたのです。その中から特に漫画の神様手塚治虫と漫画の王様石ノ森章太郎にスポットを当てた展示でした。

最初は児童向けにはじまった漫画も、時代とともに対象年齢を上げ、アニメや特撮を経て、多くの人に読まれるまでになったんですよね。

しかも、彼等は自分達の信念や考えを深く漫画に投影させてきている。コミカルな絵の中にも、人としての苦悩や喜び、誕生や死などをみつめてきていたわけで。

ところどころに、漫画の一部を何ページか読めるようになっている展示があったのですけど、小さい子供たちが食い入るようにしてそれらを読んでいたのが印象的でした。昨今は漫画の内容が難しくなってきていて、小さい子供の中には漫画の読み方すら知らない子もいると聞きます。それでも、そんな子供たちにも、手塚治虫や石ノ森章太郎の漫画は印象を与えるのかもしれませんね。

初期の漫画ではまだ漫画のレトリックすら確立していなかったんですよね。コマの運びも自由で、それを補うためにコマを矢印でつないだり、コマごとに番号を振ったり。

生前、手塚治虫は後進に対し、漫画の表現のために映画を見よ、と伝えていたのですけど、今では逆に映画の手法の方が漫画を取り入れるような時代になっています。そんな中、現代の漫画家たちは何をよりどころにして新しいものを切り開いていけるのでしょうか。

手塚治虫と石ノ森章太郎がぎっしりとつまった展示でした。

最後のところに、現代の漫画家(一部違うけど)からのメッセージ的な作品が展示されていました。気になったのはむしろ現代というよりは古い方の人達のメッセージでした。水木しげる や やなせたかし、永井豪に松本零士などのメッセージがありました。考えてもみれば水木しげるとかは手塚よりも古い時代の人なんですよね。戦争にでかけていた方の人ですから。こんなエピソードを残していました。手塚と石ノ森が徹夜続きだというのに水木しげるが一喝して、寝ないと長生きできないんだ、と。そして自分が結局残ってしまった、みたいな。

(それにしても、松本零士はかなり劣化してるなぁ。かつてのかっこいいスタイルやポーズが描けなくなっているみたいに感じました。エメラルダスがかっこうわるい。。。)

常設展の方も見てきました。なんか、どことなく陰気で気が沈むような作品が多かったなぁ。現代美術ってそういうものなんだろうか。以前展示を見に行った会田誠の作品もありましたが、暗い方の作品だけでした。

ちなみに、東京都現代美術館は英語でMuseum of Contemporary Art of Tokyoなのですね。

_ [日記] 新宿とか

美術館からは少し歩いて菊川駅まで行って、そこから都営新宿線に乗りました。このあたりはまったく土地勘がないので、どっちに何があるのかさっぱりわかりませんね。東京駅よりは東だと思うのですが、その北側なのか南側なのかよくわかりませんでした。

まだ錬成会の筋肉痛が残っていたので、歩くのは大変でした。

新宿へ出て高島屋の方に。

いつのまにか高島屋の地下から紀伊国屋まで行けるようになっていたんですね。雨に濡れなくてすむようになったわけだ。

それよりも、今日の暑いさなかにそれほど外を歩かないで済むのは助かります。

とは言っても、今日は地下鉄の駅のある地下道もかなり熱気が押し寄せてきてるみたいで、一応空調が効いてるはずなのに、地下道で汗をかくほどでした。

さすがに高島屋や紀伊国屋は空調がもうちょっと効いていたけど。

高島屋といえば、以前はよく地下のコーヒー豆を売っているカメメルカドでコーヒーを飲んでいたんですけど、まだあるのかなぁ? みつけられなかったけど。そのかわり、一度なくなっていたジェラート屋のパンツァッタが復活していましたね。

_ [日記] 破壊

またスワロウテイルのシリーズの話なんですけど、まだ二冊目の途中なんですが、かなり現代のオタク文化に対する批判めいた記述があるみたいですね。

以前も書きましたが、ガンダムのニュータイプの存在そのものを否定してるし、大袈裟だったり神秘的だったりする思想に対してかなり批判的に感じます。その割にはキャラクターはどこかライトノベル調に見えるのは現代の作家だからか、それともやっぱり批判するだけにその文化にもしっかりはまっているのか。

Dioのセリフに対するパロディーとも受け取れる表現がありました。Dioはそれまでに食べた食事の回数を憶えているか、と、どれだけの人間を「食べ」たかという質問で返していたのですが、この作品の中では、あまりにもこっぴどく罵倒された相手が、一体どれだけの人を傷つけたか、という問いに対して、それまでにどれだけの石を蹴飛ばしてきてきたか憶えてるか、と答えていたりして。その石がどこに転がろうが、奈落の底に落ちようが感知しないという話でした。Dioの話よりも俄然現実的ですけど、逆にどっちの方が残酷なのか。

まぁ、破壊の上で、逆にこの世界での新たな整合性を見い出しているところがおもしろいのですけど。

ただ、先の罵倒とかに関しても、なんとなく現実感が希薄というか。それを聞いた人は本当に傷つくんだろうか? とか。ずっと聞かされていると傷つくのかなぁ。

_ [日記] 七夕

今日は旧暦の七夕みたいです。

まぁ、この時期の方が七夕っぽいですよね。


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