今日も映画を二本見てきました。
一本目はタイムスクープハンター。
NHKで放映されたシリーズの映画化です。
この番組のすごいところは、歴史上の普通の民衆がすごしてきた様子をジャーナリストによって映像化された、というコンセプトを貫き通していて、しかも、その生活風習がかなりリアルに描かれてることですね。
タイムスクープハンターの沢村雄一の格好はかっこいいというものではないかもしれないけど、彼が本当にその時代の人たちに密着取材している、という状況を作り出しているんですよね。
映画の方のもっとすごいのは、TVの手法をそのまま踏襲していること。もちろん、映画ならではのシチュエーションとか見せ方とかはあるのですけど、そもそもからして、オリジナル自体がかなり手が込んだものなんですよね。
というか、沢村はジャーナリストだから派手であってはならないんですよね。未来のタイムスクープ社からタイムワープを用いて各時代にやってきて取材するので、格好とか技術は未来的です。でも、あくまで主役はその時代に生きた人達なんですよね。
この二日間で見た映画の中では一番おもしろかったです。
見たことがない人は是非この機会に見てみてください。
私はトレッキーじゃないし、映画のスタートレックは見たことがありません。
でも、一番最初のテレビシリーズを宇宙大作戦として見たことがあるんですよね。
で、カーク船長やミスター・スポックなどの話をリブートしたものだということで興味はあったんです。このひとつ前の09年のは見損ねたんですけど。
まぁ、正直言って、カーク船長はガキっぽいし規律無視命令無視の問題児だし、スポックもカークとの信頼が築けてないという状態なんですよね。
でも、最後の "Space, the final fronteer"というモノローグと、聞いたことのあるエンディングテーマがぐっときました。なんというか、このラストを見るためにこの映画を見たんだなという感じでした。
まぁ、新しいファンからするとあまり意味のないシーンなのかもしれませんが……。